書籍『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』を読んで、個人的に印象に残った部分

書籍『エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする』を読んで、個人的に印象に残った部分

書籍『エッセンシャル思考』を読んで面白かったので、以下、個人的に印象に残った部分をいくつかピックアップします。最初の方のものは、印象的だったというよりも「エッセンシャル思考」の説明です。後半に感想というか雑感を書きます。

ピックアップ

P22
世の中には、ありとあらゆる仕事やチャンスが転がっている。その多くは悪くないものだし、かなり魅力的な話も少なくない。だが、本当に重要なことはめったにない。

自分の時間とエネルギーをもっとも効果的に配分し、重要な仕事で最大の成果を上げるのが、エッセンシャル思考の狙いである。

P48
エッセンシャル思考とは、「より少なく、しかしより良く」を貫く生き方だ。

P68
トレードオフ 何かを選ぶことは、何かを捨てること。

P75
私があるとき相談を受けた会社は、優先順位が決められなくて困っていた。翌年度に実行するプロジェクトを決定したいが、何を選んでいいかわからない。最優先プロジェクトが18個あるのだ、とIT部門の女性マネジャーは言った。18個。とうてい最優先とは呼べない。

P76
「完璧な答えなど存在しない。あるのはトレードオフだけだ」(経済学者のトーマス・ソエルの言葉)

p118
睡眠 1時間の眠りが数時間分の成果を生む

P293
いつも思い出す話がある。3歳の娘を亡くした男性の話だ。彼は娘の短い人生を形に残すため、一本の動画をつくることにした。そこで撮りだめていたビデオに目を通していたのだが、あまりの物足りなさに驚いてしまった。
 普段から、旅行や外出の際には必ずカメラをまわしていた。だから数はたくさんあった。ところが、映っているのは景色や食べ物や建物ばかり。娘の顔のアップなど数えるほどしかない。

P294
この話は、私に2つの教訓を与えてくれた。ひとつは、自分にとって家族がどれほど大切かということ。そしてもうひとつは、人生の残り時間が本当にわずかしかないということだ。

エッセンシャル思考を生きることは、後悔なく生きることだ。本当に大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注げば、後悔の入り込む余地はなくなる。

人生の分かれ道に直面したら、自分にこう問いかけてほしい。
「本当に重要なのは何か?」
それ以外のことは、全部捨てていい。

感想

この本では、「本当に重要なこと」に集中することの必要性を説いています。

様々な本やインタビューを読んだり聞いたりしていると、結局皆言っていることは同じだと感じます。新規性がないということではなく、皆が思う本質は同じだということです。

つまり、「自分の優先順位を明確にすること」そして「行動すること」です。

まず自分の価値観を明確にすること。単に目標を立てるということではなく、目標を立てる前に、自分にとって重要なのは何かを明確にするということです。

例えば仕事より家族を優先するという人もいるでしょうし、お金はかかっても時間短縮を優先するようにしている人もいると思います。

私は、自分の実現したいことと健康を天秤にかけなければいけない場合、健康を優先すると決めています。そう決めたのはもう20年以上前だったと思います。今だに時々「自分の実現したいこと」に邁進しすぎてしまうこともありますが、自分の決めた価値観を思い出し、ブレーキをかけます。

価値観を明確にしたら、その価値観に照らし合わせながら、他人の意見に必要以上に惑わされず、今最も重要なこと(目標やその目標に対して今最も必要なこと)を決めます。

そして、行動すること。価値観が明確になり、今最も重要な目標がはっきりしたら、行動すること。リスクの評価も必要ですが、もの事にはいい面と悪い面があり、結局はプラスマイナスゼロだと思っています。この本で言っている「完璧な答えなど存在しない。あるのはトレードオフだけだ」にも繋がります。