時間のない人向けオンライン英語学習ネイティブキャンプ(Native Camp) ちょっと特殊な使い方

おすすめのオンライン英語学習サイト、ネイティブキャンプ(Native Camp)

英語を勉強したいけれども時間がない、留学から帰国した後も英語力を維持したいなど、英語の勉強に対する要望は色々あると思います。又、現在は留学が困難な時期ですので、日本にいて隙間時間に英語を勉強したいと考える人もいると思います。

ここでは私がアメリカから帰国後に英語力を維持するために利用しているオンライン英語学習サイト、ネイティブキャンプを紹介します。時々ちょっと特殊な使い方もしています。後半で紹介します。

ネイティブキャンプ(Native Camp)の特徴
メリットとデメリットをお話しします。
 

メリット

たくさんの登録講師から選べる
講師はアメリカ人、カナダ人、イギリス人のほか、オーストラリア人、ニュージーランド人や、フィリピン人、セルビア人、南アフリカ人などの講師もいます。世界100ヶ国以上の講師が登録しているそうです。日本人講師も登録されています。受けたい講師が空いていれば毎回同じ講師でも毎回違う講師でも構いません。

フィリピンではフィリピン語に加え英語も公用語です。南アフリカでは実質的に英語が主たる公用語のようです。

講師一覧には顔写真、国、講師からの簡単な挨拶、これまでのレッスン回数や評価を見ることができます。気になる講師をクリックして紹介ページへ行くと、メッセージ動画や対応している教材、スケジュールなどを見ることができ、メッセージ動画を見てその講師の英語が聞き取りやすいかどうかなどを受講前に聞いて講師選びの参考にすることができます。講師によってはメッセージ動画がなかったり、逆にフォトギャラリーに自分の写真を色々と載せている人もいます。

初心者から中・上級者にまで対応する様々なコースと教材
「初心者コース」、「日常英会話コース」、「ビジネスコース」「カランメソッドコース」、「TOEIC®L&R TEST対策コース」、「キッズコース」など、幅広いジャンルをカバーしています。日常英会話コースには「初級」「中級」「上級」に分かれています。希望すればフリートークもできます。

予約不要
好きな時にできます。(ただし講師によっては予約が必要)

レッスン受講可能時間は、24時間365日です(今すぐレッスンの場合)。毎週月曜日 AM2:00~6:00 (日本時間) の定期メンテナンス時間を省きます。

決まった料金で回数無制限
プレミアムプラン(通常プラン)は月6480円で「回数無制限」なのが魅力です。1回のレッスンは25分単位ですが、5分や10分など短時間でもOKで、レッスン途中での退室も可能です。レッスン回数に制限がなく、1日に何回でも受講可能です。

デメリット

人気講師は予約が必要で、月々の通常の料金に加えて予約費用がかかる
人気講師は講師の設定する時間枠から空いている枠の予約が必要で、あらかじめ購入しておいたコイン(ネイティブキャンプ上で使う通貨)が必要です。

ネイティブキャンプのコインの金額
500コイン  1000円
1600コイン 3000円
2700コイン 5000円
5500コイン 10000円

アメリカ人やカナダ人、イギリス人などのネイティブスピーカーに人気があるようで、たいてい予約が埋まっています。多くの受講者がネイティブから教わろうとしているのが見て取れます。そのためネイティブスピーカーのレッスンを受けたい場合は多くの場合予約費用がかかります。

予約レッスン1回500コイン(1000円相当)

「回数無制限」を売りにしているネイティブキャンプですが、毎回予約をしたら「無制限に」お金がかかります。

ある程度英語を使える人が、英語で会話をする機会を減らさないようにするのが目的なら、どこの国の人でも構わないと思います。人によっては訛りがあったり、こちらのリスニング力では聞き取りずらかったりしますが、アメリカで様々な国から来た人たちと英語でコミュニケーションするのと同じです。

●コインに有効期限がある
コインには有効期限があり、購入から180日間です。

通信状態が悪い場合がある
講師の居住する国との距離が影響しているのか、日本側又は講師側の通信状況のせいかわかりませんが、南アフリカの講師のレッスンを受けた時に、通信状況が悪く、映像は映っているけれども音声が遅れて聞こえたり途切れたりすることがありました。(2020年)

ちょっと特殊なおすすめの使い方(ある程度話せる人向け)

ネイティブキャンプはアプリをダウンロードしてスマホから使えるため、例えば帰宅中に最寄りの駅から自宅まで歩く時間など、外でも利用できます。私は時々その方法でも利用しています。時間がない場合に有効です。

ネイティブキャンプは受講内容としてフリートークも選べるので、ちょっと特殊な使い方になりますが、電話感覚で使うと表現するとイメージしやすいと思います。

使う教材によるかもしれませんが、教材を使うレッスンだと画面に集中する必要が出てしまうため、屋外でも昼間公園のベンチなどに座った状態であれば可能ですが、歩きながらの場合は歩きスマホになってしまいますので、電話感覚のフリートークが自然だと思います。夜中歩きながらの場合は尚更です。

画面には相手の顔が映されていますが、車など周囲の安全を確認しつつ画面は時々見る程度にして話すのがいいと思います。私はイヤホンをして利用しています。

相手は普段レッスンを受けている講師から選んでもよし、初対面の講師を選んでもよしです。話題は自分の仕事や趣味についてや、自分や相手の国についてや、旅行で行ったことのある場所、時事ネタなどなんでもいいと思います。

日本は外国人が増えたとはいっても外国人と話せる機会は少なく、街中でいきなり話しかけるのもハードルが高いと思いますので、スマホを使ったネイティブキャンプで英語学習の一貫として好きな時に気楽におしゃべりできるのは便利です。

ちょっと特殊な使い方と書きましたが、ネイティブキャンプのウエブサイトの「レッスン回数無制限  」に関するページの、5分だけの空いた時間のレッスンの説明で、サラリーマンと思われる男性が夜歩きながらレッスンをしているイラストが使われているので、想定されている勉強方法のようです。

https://nativecamp.net/about_unlimited

それにしても、スマホからリアルタイムで世界中の人と顔を見ながら話ができるなんて、すごい時代になりました。

私がNative Campを始めた経緯

私は5年間のアメリカ滞在を経てだいぶ英語でコミュニケーションできるようになりましたが、日本帰国後、日本には外国人が増えたものの日常生活で英語を使う機会はほとんどなく、ずっと英語を使っていないと徐々に使えなくなっていくだろうと考えました。

アメリカでは最初の語学学校ではもちろん、その後通った映画学校での暮らしを通して英語力は伸びたと思いますが、フリーランスの仕事をしていた時は常に撮影に参加しているわけではなく、アパートでVFXの仕事をしたり自分のデモリールを作ったり就活したりしていてあまり人と喋らない時間も多かったため、英語力の維持のためにランゲージエクスチェンジのミートアップに参加していました。

そこで日本帰国後も最初は、英会話カフェに行っていましたが、程なく閉店してしまいました。

そこで、以前から名前は知っていたネイティブキャンプを始めてみました。

自分の都合によって、週1回は受講するようにし、場合によって毎日のように受講したり、忙しければ少し休んだりしながら利用しています。

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