留学資金の作り方

留学資金の作り方

留学は、留学する期間や国、通う学校などによって違いが出てきますが、いずれにしても費用がかかります。短期の語学留学の場合はそれほどではないかもしれませんが、長期の場合や大学、大学院に通う場合はかなりの金額になります。映画留学の場合は学費に加えて映画制作費もかかります。

▶︎留学にかかった費用についてはこちらの投稿もご覧ください。

ここでは、私の例を紹介しつつ、誰でもできる留学資金の作り方をお話しします。

資金が多ければ選択肢が増える

資金が多ければ留学にあたって選択肢が増えます。留学する期間、国、学校、住むエリアやアパートを選ぶことができ、映画留学であれば自分の望む映画を作るために費用をかけることもできます。資金に余裕があれば、せっかく海外に滞在しているので、たまには気分転換に旅行をすることもできます。また、アメリカ特にロサンゼルスは様々なことが金次第という側面があるため、資金に余裕があることが安心にも繋がります。

高い年齢での留学のメリット

留学は本人にモチベーションがあれば若いうちのほうがいいと思いますが、学生の頃や社会人になって間もない頃は通常、本人に長期の留学ができるほどの資金はなく、親に援助してもらうことが多いのではないかと思います。一方、独身か家族がいるかによっても変わってきますが、10年、20年と仕事をしていればそれなりの蓄えができているはずですので、留学にあたって選択肢が増えるのは高い年齢で留学をする利点だと思います。

▶︎留学は若い時の方がいい理由についてはこちらの投稿もご覧ください。

資金を作る方法

しかし、留学用途に限りませんが資金を蓄えるためには無駄使いをしないことが重要です。高い給料をもらっている人や、お金の運用ができる人は資産を増やすことができるかもしれませんが、私にとっては節約をすることが一番頭を使わず楽してお金を蓄える方法です。

結果的に留学でたくさん使いましたが有意義な使い方ができたと思います。何に価値を見出すかは人それぞれですが、私の場合は留学を検討し始める前からもともと嗜好品などにはお金を使いませんでしたので、会社を辞めて留学をするかどうか決断する時に、経済的にはやろうと思えばできる状態でした。

節約方法

私は留学資金づくりのためにやっていたわけではなく結果的に資金作りに役立ったということですが、以下が私の節約方法です。おそらく多くの人も実践しているような内容だと思いますが、少しずつの節約の積み重ねが、長い期間の間に大きな差になります。

●家賃はなるべく安い所に住む
自分の生活に必要な最低限の広さの物件のうち、仕事に通える範囲、駅から歩ける範囲でなるべく安い物件を選んできました。私にとっては駅から歩いて25分くらいの物件が、歩こうと思えば歩ける距離で、広さのわりに家賃もグッと安くなってくるため選ぶことが多いです。

ただし、会社に近いところに住んで時間の無駄を省きつつ体力的・精神的な負担も軽減してその時間とエネルギーを他のことに活用するという考え方もありますので、ここでは家賃を節約することを優先する場合として挙げました。

●車を買わない
車を持たなければ、教習所代、車の代金、ガソリン代、高速代金、駐車場代、保険料、車検代、などが節約できます。

●家電は質の良いなるべく安いものを吟味して選び長く使う
家電は購入前にアマゾンなどのレビューを参考に、自分の用途や好みに合う質の良いなるべく安いものを吟味して選び、壊れるまで使います。希望としては10年は使いたいところです。

●タバコは吸わない

●お酒はたしなむ程度しか飲まない
お酒はほとんど飲まず、必要以上の飲み会には参加しません。

●服は最低限しか買わない
服はそこそこの品質で高くないものを、必要になった時だけ買い、それなりによれよれになる直前まで着ます。

●新しい本以外はなるべく古本を買う
アマゾンなどが出てくる前は、本は大げさにいえば一期一会というか、書店で見かけて気になった時に、無駄遣いをしないようにと思って一旦ガマンして買わずにいると、結局やはり欲しくなった時にもう一度その書店に行ってもすでになく、あちこちの書店を探し回っても見つからず、余計な時間をかけた挙句たまにタイトルをメモしておかなかったりすると取り寄せもできず出会えないこともあったため、なるべく店頭で気になったら買うようにはしていました。

そのため本に関しては私はあまり節約していたとは言えませんが、特にアマゾンが出てきてからは、古い本はもちろん比較的新しい本でも古本としてそこそこ状態のいいものが物理的に書店を探しまわらずに手に入るようになりましたので、活用してきました。

まとめ

本やネット上では「生活水準をあげないこと」を勧める意見を見聞きします。実際、上記の節約をする場合としない場合の差額を5年、10年、20年と蓄えていくとかなりの金額になることがわかると思います。

資金に余裕があると、留学だけでなく、様々な形でキャリアブレイクをする場合にも役立ちます。

▶︎キャリアブレイクの勧めについてはこちらの投稿をご覧ください。