私が滞在していたアパートや、アパート探しで内覧したアパート、クラスメイトが滞在するアパートを実際に見た印象と、学校から送られてきたアパートリストです。

最後にアパート物件情報サイトも紹介します。

前述のとおり、New York Film Academyのロサンゼルス校に合格したため、サンフランシスコからロサンゼルスへ引っ越す必要がありました。授業開始まで1ヶ月程度しかない状態でした。

New York Film Academyから提供されたアパートに関する情報と併せ、留学サポートエージェントのラクトにアパート探しのサポートを依頼して、何度かロサンゼルスへ飛行機で行き、いくつかの物件を内覧しつつ街を歩いて周辺の環境も確認し、アパート探しをしました。

New York Film Academyのロサンゼルス校はロサンゼルス市とロサンゼルス市に隣接するバーバンク市（両方ともロサンゼルス郡の都市）の市境周辺のいくつかの建物に分かれています。以前試し留学をした時の経験から、住む時はグリフィスパーク(Griffith Park)の北側にしたいと考えていたこともあり、バーバンク(Burbank)を中心に探しました。

サンフランシスコで滞在したケンモア(KENMORE)はホテルとアパートの中間のような食事が出るところでしたが、ロサンゼルスやバーバンクにはそのような場所はなさそうでした。

▶︎ケンモアについてはこちらの投稿をご覧ください。

New York Film Academyから提供されるアパートに関する情報には、ルームメート募集の情報も含まれています。通常は、そこに書かれた物件の場所や家賃などの情報から良さそうなものをピックアップし、アポを取って見に行き、気に入れば手続きという流れになると思います。しかしその時はサンフランシスコから飛行機で行ってホテルに滞在しながら探したため、ルームメート募集にもいくつかコンタクトを取りましたが、まだ電話での連絡に不安があってメールを使ったこともありすぐには連絡がつかず、見に行く余裕もなく、結局留学サポートエージェントのラクトに探してもらって内覧したアパートから決めました。

ちなみに、日本では明確な定義はないものの、概ね、木造や軽量鉄骨造の低層集合住宅をアパート、鉄筋コンクリート造など堅固な造りの集合住宅をマンションといい、アパートといえば賃貸をイメージし、マンションには分譲と賃貸がありますが、アメリカでは建物の造りに関わらず賃貸集合住宅をapartment（アパートメント）と呼び、英語でmansion（マンション）というと、「大邸宅、豪邸」の意味になります。

正確にはapartmentは個々の賃貸単位をさし、apartment buildingは建物、複数のapartment buildingが集まったものをapartment complexと言います。日本で分譲マンションという時にイメージする分譲集合住宅は、condominium（コンドミニアム）が相当するようです。

アメリカの学校の学生は、アメリカ人、留学生問わず、ルームメートと住む人が多いです。経済的な負担を減らせる他、同じ学校の学生であれば色々とメリットもあると思います。アメリカでは社会人もルームシェアするようです。

「ルームメートと住む」と一口に言っても様々なスタイルがあります。

語学学校と提携しているアパートで留学生がルームシェアをする場合は、1つの大きめの部屋にベッドが2つなどの「寮」スタイルが多かったのですが、大学・大学院の学生や社会人がルームシェアをする場合は、2ベッドルームなど複数のベッドルームのあるアパートを使い、それぞれが自分の部屋を持ってある程度のプライバシーを確保し、リビングルームやキッチン、バスルームを共用するスタイルが多いです。

語学留学生と、カレッジや大学・大学院などの学生の年齢層の違いのためもあると思います。

▶︎留学中の様々な滞在方法についてはこちらの投稿もご覧ください。写真付きで紹介しています。

その後数年バーバンクエリアに住んだ間にクラスメートなどのアパートを見た印象では、以下のアパートがNew York Film Academyの学生にポピュラーなアパート（の一部）だと思います。

●Parc Pointe Apartments
https://anchorpacifica.com/residential-properties/parc-pointe-apartments
https://anchorpacifica.com/listing/parc-pointe-apartments/
私が滞在したアパートです。欠点もありましたが概ね気に入っていました。

当初車のなかった自分にとって、学校から近いことは必須条件でした。New York Film Academy通学中後半に学校の移転があり、移転前はやや遠い校舎へ行く必要があったため、学校のシャトルバスの巡回する最寄りの校舎（実際には様々な会社の入っている建物の一部を編集の教室として借りている）まで徒歩で行ってシャトルバスを利用しましたが、それ以外の校舎へはこのアパートから徒歩で通え、学校の移転後は基本的に徒歩だけになりました。基本的というのは、その後車を買ったためです。

そばにスーパーやレストラン、セブンイレブンなどもあり生活には困らず、目の前の通りは比較的車の通りが多いですが夜間は静かになり、通りと反対側には公園もあり、アパートメントコンプレックスの中に小さいプールもありますが、近所に公共のプールもあり、図書館へも徒歩で行けます。なかなかいい場所だと思います。New York Film Academyの学生が何人か滞在していました。

▶︎このアパートについて詳しくはこちらの投稿をご覧ください。

▶︎ニューヨークフィルムアカデミーLA校のコースとキャンパスについてはこちらの投稿をご覧ください。

●AVA Burbank
https://www.avaloncommunities.com/california/burbank-apartments/ava-burbank/map-and-directions
Avalonとも称されるアパートで、Parc PointeよりもさらにNew York Film Academyに近く、そばにスーパーやレストランもあり、New York Film Academyの学生も住んでいました。

ただ、入居にあたって保証人が必要で、私はアメリカでの保証人は立てられず、審査に通りませんでした。ラクトの人と訪れ、留学生のため保証人は立てられないという話をしているにもかかわらず、入居審査が必要と言われ、書類に必要事項を記入し審査費用を払って審査をしてもらいましたが、その場で入居不可と伝えられました。

保証人のことも含め判断に影響するようなことはすでに口頭で伝えてありましたので「審査」するまでもなく断れるはずですが、審査費用を得るために形式的な審査をしているのかもしれません。

●AVA Toluca Hills (Oakwood)
https://www.avaloncommunities.com/California/los-angeles-apartments/AVA-Toluca-Hills
https://www.avaloncommunities.com/california/los-angeles-apartments/ava-toluca-hills/
ここも比較的New York Film Academyに近く他の学生も住んでいましたが、少なくとも私がバーバンクに住んでいた2013年〜2015年あたりはこの周辺にスーパーやレストランがなく、当時住んでいたその学生は不便だと言っていました。

安くはないアパートですが、利用者のネット上の記事を読むと、自分の家から自分の駐車スペースまで徒歩で10分かかるとか、改築工事が長期間続き断水が時々あるとか、泥棒被害があるとか、管理事務所の対応が悪いなどのネガティブなコメントが見られます。

●AVA Studio City
https://www.avaloncommunities.com/california/studio-city-apartments/ava-studio-city?utm_source=google&utm_medium=gmb&utm_campaign=gmblist
ここもNew York Film Academyの学生が住んでいましたが、通学には車が必要です。車を持っていないクラスメートも住んでいましたが、おそらく、バスを利用したり、他の学生の車に同乗させてもらったりしていたのだと思います。私も撮影の時などに何度か送ったことがあります。そばにスーパーやレストランがあり、生活には不便しないと思います。

以下が、学校からメールで提供されたアパートの情報です。すでにリンク先がないものもあります。一部は上で紹介しています。

ロサンゼルスに限りませんが、アパートや家の物件情報を検索できるウエブサイトがいくつかあります。

●Zillow
https://www.zillow.com/homes/Los-Angeles,-CA_rb/
エリアを入力し、賃貸か購入か、値段、ベッドルーム数などを選ぶと該当する物件が地図上に小さい丸で表示され、クリックすると写真や詳細な情報が表示されます。地図上の小さい丸の下に値段も表示されるのが何気に便利です。

●hotpads
https://hotpads.com/los-angeles-ca/apartments-for-rent
ほぼ同上です。