今なら英語翻訳はスマホの翻訳アプリで代用できてしまうかもしれませんが、私が語学留学をしていた2011年〜2012年から映画留学をしていた2013年〜2015年頃には電子辞書を使っていました。渡米前は基本的に分厚い紙の英語辞書を複数使っていましたので、軽量化、省スペース化のため必須でした。
インターネットでの検索が容易になった昨今ですが、どの程度の知識がある人が書いているのかわからない情報や、辞書となっていても項目だけあって内容がほとんど書かれていない場合もあります。正確で信頼性のある情報をすぐに見ることができるのは、電子辞書のメリットだと思います。
セイコーインスツルが2015年に電子辞書ビジネスから撤退した後はカシオとシャープが電子辞書の2大メーカーとなっているようですね。
セイコーインスツル株式会社ウエブサイトの、電子辞書ビジネスからの撤退を伝えるページ
https://www.sii.co.jp/jp/news/2014/10/07/11409/
画面はタッチパネルになっていて、メニュー画面で「国語系」「英語系1〜3」「英会話」「学習1〜3」「生活実用1〜3」「トラベル」「実務・情報1〜2」「便利な機能」の各カテゴリーや、カテゴリー内のそれぞれの辞書に簡単にアクセスできます。
英語系が充実していて、必要に応じて複数の辞書で調べることができるのでおすすめです。他にも膨大な数の辞書が収められています。以下メニュー画面の一部です。
「国語系」
「英語系1」
「英語系2」
「英語系3」
「英会話」
その他、
「学習1」には、日本史事典、世界史事典、生物事典、物理事典、化学事典などが収録されています。
「学習2」には、国家資格14種 過去問5900などが収録されています。
「学習3」には、TOEIC対策の多様なコンテンツが収録されています。
「生活・実用1」には、百科事典、植物図鑑、昆虫図鑑のほか、野鳥や海水魚のガイドも収録されています。
「生活・実用2」には、日本文学1000作品、世界文学1000作品、冠婚葬祭マナー事典などが収録されています。「文学1000作品」はいわば電子書籍です。「世界文学1000作品」の方はざっと見たところ英文で収録されているようです。
「生活・実用3」には、日本語語源辞典、全国方言一覧辞典、スポーツ用語辞典などが収録されています。
「トラベル」には、アメリカの市販薬ラクラク活用ブック、世界の料理・メニュー辞典などが収録されています。
「実務・情報1」には、パソコン用語辞典、経済・経営用語辞典などが収録されています。
「実務・情報2」には、経済・ビジネス用語辞典、英文手紙用例辞典、手紙文例集などが収録されています。
「便利な機能」には、カレンダー/時計、電子図鑑、電卓などが収録されています。
上で紹介したものは一部です。2012年の製品のため2021年現在は収録された情報が古くなっている部分もあると思いますが、電子辞書の完成系と言ってもいいかもしれません。
だいぶ使ったので塗装がはがれています。
右側です。塗装が剥がれている部分は、2つのMicro SDカードスロットのフタになっています。別売のデータカードからコンテンツを追加したり、写真データを見たりできます。
タッチペンが収納されています。
カテゴリーや辞書の選択は、タッチパネルを手でタッチするほか付属のタッチペンでもできます。
調べる語の入力は、キーボードのほか付属のタッチペンでもできます。
左側です。使ったことはありませんが、USBポートはプロジェクターにつないだり、給電ができるようです。
後ろ側です。
裏側です。単3乾電池を入れるフタがあります。
Amazon.co.jp での取り扱い開始日:2012/1/15
購入日:2012/5/23
購入金額:32,800円
2021年2月現在まだ新品も販売されています。