Film Aesthetics(監督術)の授業内容 概要
ここではニューヨークフィルムアカデミーのFilm Aesthetics(監督術)の授業について紹介します。
Film Aestheticsは基本的にはディレクティング(監督術)の授業で「監督術」というのは私なりの訳ですが、Film Aestheticsを直訳すると「映画美学」です。
映画制作の概要を学び、主にCinematographyやScreen Writing、Editingの授業、後半はそれらに加えてProducingの授業と連携しながらも、基本的にはFilm Aestheticsの授業及びインストラクターが、撮影プロジェクトの進行や作品の評価を担っています。
“Film”は「フィルム」「膜」の意味の他に「映画」の意味があります。”movie”同様「映画」を表す言葉として一般的です。「短編映画」は”Short Film”といいます。私見ですが、Short movieというと、「短い映像」「短い動画」という意味/ニュアンスになると思います。
MFA Filmmakingコースの概要はこちらの投稿をご覧ください。
授業は次のような内容です。
●次にやる撮影プロジェクトの説明や、プロジェクトを進行する上で必要な学内の手続き、学外の撮影許可申請の方法など、映画制作上の実務に関すること
●ストーリー開発の手順や知識など、ストーリーの内容に関すること
●参考となる映像を見ながら映像演出の概論、カメラワーク、撮影に関すること
●できた映像作品の講評
Film Aestheticsの私のインストラクター
Film Aestheticsの私のインストラクター(先生)は、インド系アメリカ人で、年齢は聞いていませんが40才前後ではないかと思います。
監督としてショートフィルムやコマーシャルを制作しつつ、教員を(おそらく)主たる職業にしている人です。対人能力が高く教えることに情熱を持って楽しんでいるようで、それがクラスにいい雰囲気をもたらしています。
補足
2年間のコース後半のAdvanced Directing(監督術-上級)の授業についてはこちらの投稿をご覧ください。