おすすめの英語学習参考書

おすすめの英語学習参考書

私は映画留学をする前の語学留学中は、もちろん学校のテキストと授業が勉強の中心でしたが、自分で参考書も買って勉強していました。ここでは私の使った参考書を紹介します。

「Basic Grammar in use」

クラスメートに教わって購入したイラスト入り参考書です。「Grammar in Use」シリーズの中で初級編にあたるようです。全て英語で書かれ、文法の基本を各トピックごとに見開き2ページを使い、左ページに平易な英語で書かれた解説、右ページに問題がまとめられていて分かりやすいです。

表紙に「Self-study reference and practice for students of North American English」と書かれていて、アメリカ英語版が使われているようです。

構成は以下のようになっています。それぞれの日本語は私の訳で一部意訳です。


Present
(現在形)
Past
(過去形)
Present perfect
(現在完了形)
Passive
(受動態)
Verb forms
(動詞)
Future
(未来形)
Modals, imperatives, etc.
(法助動詞、命令形)
There and it
(There と it)
Auxiliary verbs
(助動詞)
Questions
(疑問文)
Reported speech
(間接話法)
-ing and to
(-ing and to)
Go, get, do, make, and have
(使役動詞)
Pronouns and possessives
(代名詞と所有格)
A and the
(冠詞)
Determiners and pronouns
(決定詞と代名詞)
Adjectives and adverbs
(形容詞と副詞)
Word order
(語順)
Conjunctions and clauses
(接続詞と節)
Prepositions
(前置詞)
Phrasal verbs
(句動詞)

 

初級編ですが、全て平易な英語で書かれているので、義務教育で勉強した英語をある程度覚えている人が基礎を復習するのに適しているのではないかと思います。

例えばFuture(未来形)の章には、以下の項目があり、前述のとおりそれぞれ見開き2ページを使って解説と問題がまとめられています。


Unit26  What are you doing tomorrow?
Unit27  I’m going to…
Unit28  will  1
Unit29  will  2

それぞれ未来のことを表現できますが、使い方も説明されていて、比較をするとこれらには違いがあることがわかります。

Unit26には以下のような説明が書かれています。

We use am/is/are + -ing (present continuous) for something happening now.
We also use am/is/are + ing for the future (tomorrow / next week, etc.).

I am doing something tomorrow = I have arranged to do it, I have a plan to do it.
You can also say,  “I‘m going to do something.” (→Unit 27)

そしてそれぞれの説明に対する例文が掲載されています。

Unit27には以下のような説明が書かれています。

We use am/is/are going to… for the future.

I am going to do something = I have decided to do it; my intention is to do it.

We also use the present continuous (I am doing) for the future, usually for arrangements (→ Unit 26).

そしてそれぞれの説明に対する例文が掲載されています。

Unit28には以下のような説明が書かれています。

We use will for the future (tomorrow / next week, etc.).

We do not use will for things we have already arranged or decided to do (→ Unit 26-27).

そしてそれぞれの説明に対する例文が掲載されています。

正直、この参考書の内容を全部理解して、あとはボキャブラリーを増やしながらある程度正確な発音の訓練をして実際に話したり読んだり書いたりの訓練を続けていけば、英語のコミュニケーションはできるようになってしまうのではないかとも思います。

CD-ROMが付属していて、エクササイズ、テスト、ゲームのカテゴリーで取り組めるようになっています。


Basic Grammar in Use Student’s Book with Answers and Interactive eBook: Self-study Reference and Practice for Students of American English

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私が使っていたのはThird Editionですが、これは新しいFourth Editionです。

▶︎「Basic Grammar in use」のさらに詳しい解説はこちらの投稿をご覧ください。

「オックスフォード実用英文法」

日本語で書かれた参考書です。A巻とB巻の2冊あります。パートA(A巻)は動詞と時制、パートB(B巻)は修飾と接続、となっています。これもイラストが使われていますが、「Basic Grammar in use」に比べると少なめです。又、部分的に文字が小さめですので、かなり盛りだくさんな印象がします。

構成は以下のようになっています。


パートA:動詞と時制
SECTION1 be動詞とhave
SECTION2 現在時制
SECTION3 未来を表す表現
SECTION4 過去時制
SECTION5 完了形
SECTION6 助動詞
SECTION7 受動態
SECTION8 疑問文と否定文
SECTION9 不定詞と-ing形
SECTION10 動詞を用いた様々な表現

パートB:修飾と接続
SECTION1 冠詞ーa,anとthe
SECTION2 限定詞ーthis, some, either, everyなど
SECTION3 人称代名詞ーI, my, me, mineなど
SECTION4 名詞
SECTION5 形容詞と副詞
SECTION6 接続詞
SECTION7 ifを使った文、仮定法
SECTION8 関係代名詞
SECTION9 話法
SECTION10 前置詞
SECTION11 話し言葉の文法

 

語学留学中は宿題も学校のテキストから出されるため、参考書は疑問点を確認したい時に使いました。


スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法―パートA:動詞と時制 (Obunsha ELT Books)

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スワンとウォルターのオックスフォード実用英文法―パートB:修飾と接続 (Obunsha ELT Books)

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