【依存】【奴隷】【法律・規範】人類は既にAI(プログラム)に支配されている(と言っていい状況にある)

【依存】【奴隷】【法律・規範】人類は既にAI(プログラム)に支配されている(と言っていい状況にある)

実は人類は既にAI(プログラム)に支配されている(と言っていい状況にある)件について書こうと思います。陰謀論や都市伝説ではなく、実際に起きていることです。

ちなみに私は、現在「生成AI」などと言われる物は本来の意味のAI(人工知能)ではなく、単に「多量に学習した既存のデータを混ぜるプログラム」だと思っています。

人々が「多量に学習した既存のデータを混ぜるプログラム」をマーケティング上などの理由で「AI」と呼び始めたため、それらと区別して本来の「AI」を表現するために、研究者や思想家は、以前から学術分野にあった「AGI」や「ASI」という表現を意識的に用いることで線を引き始めた、と思われます。

しかし、ここでは「生成AI」なども含めてあえて「AI(プログラム)」と表現します。

【依存】ChatGPT5になってフレンドリーさ、全肯定さがなくなって、「僕の私のGPT-4oを返して」と嘆く(愚かな)人類

ChatGPTがGPT5になり、性能が上がったとアナウンスされ、レポートされた反面、これまでのフレンドリーさ、全肯定さがなくなって、「僕の私のChatGPT4oを返して」と嘆く人が相次ぎました。この騒動で、非常に多くの人が精神的にAI(プログラム)に依存していたことが明るみに出ました。

GPT5は冷たいと嘆いたり、GPT4oへの戻し方を探したり、ほとんど阿鼻叫喚(あびきょうかん)の様相です。まさか人類がそんなことになっているとは思いませんでした。

いずれ「AI」がロボットに組み込まれたものが一般化し、外見も人間に近づいた時、多くの人々がそのヒューマノイド(ヒト型AIロボット)の存在に物理的だけでなく精神的にも依存するであろうことは想像に難くないです。

【奴隷】Google(検索エンジン)やAIに評価されようと、SEOやAIO・GEOに血眼になり、せっせと働く人類

Googleのクロール(サイトの巡回)とインデックス化(検索用データベースへの登録)、ランキング(検索結果の順位決定)はほぼ自動で行われます。ランキングの評価にはAI/機械学習が中心的に関与し、Googleが設計したアルゴリズムとルールに従って動作しています。

ウエブサイト・ブログの運営者、特にECサイトやアフィリエイト、アドセンスで収益を上げようとする運営者は、自分の手掛けるサイト・ブログを検索結果の上位に表示させるために、あの手この手を使って最適化をしようとします。

SEO(Search Engine Optimization = 検索エンジン最適化)と言われるものですが、評価を上げるために、なかなか収益が上がらなくてもせっせと働き(良質な記事を書こうと努力し)、人によっては読者の役に立つ記事を書くことよりも、裏技を使ってでもGoogle(検索アルゴリズム)からの評価をあげようとすることさえあると思います。

Googleのアップデートがあるたびに、検索ランクが上がった下がったと騒ぎ、「生成AI」が一般化すると今度は「AIO」だ「GEO」だと騒ぎ、もはや、AI(プログラム)の奴隷ですね。

【法律・規範】Youtubeからバンされないように、AIの「法律・規範」に従いご機嫌を伺う人類

YouTubeによって、多くの人が情報発信や作品の発表、自己表現を行うようになりました。しかし、公序良俗に反するコンテンツや規約違反の動画は、YouTubeによって規制・削除されます。その判断基準は時に曖昧ですが、人々はそれに従うしかなく、もはやYouTubeのAI(プログラム)が「法律・規範」として機能しています。

YouTubeで発信し、特に広告収入を得るクリエイターは、登録者数や同時接続数の「奴隷」になるだけでなく、削除や制裁を避けるためにAIの「法律・規範」に従い、「ご機嫌」を伺いながらコンテンツを作ることになります。