ここでは私が40代後半にしてアメリカで人生初の運転免許をとった様子の後半をお話しします。
アメリカでは運転免許の取得は日本より簡単ともいわれます。私は日本で運転免許の試験を受けたことがないため比較はできませんが、特に苦労することなく取得できました。
・アメリカでの運転免許取得の手順
・免許の発行と管理や筆記試験と運転試験をしているDMVについて
・私がサンフランシスコで人生初の運転の練習をした様子
についてはこちらの投稿をご覧ください。
ロサンゼルスで引き続き運転の訓練をして免許取得
私は日本では運転免許を持っておらず、最初の留学先をサンフランシスコにしたのは車がなくても生活できることも理由の一つです。
その後サンフランシスコで運転免許の筆記試験を受けて仮免許を取り、インストラクターを雇って運転の練習を始めました。
ロサンゼルスエリアにある映画学校への入学許可が出たのが入学する直前だったため、サンフランシスコで免許を取得するまで滞在するよりまずロサンゼルスへ引っ越すことを優先しました。
すぐに映画学校が始まり、土日に撮影をするスケジュールがあらかじめ学校側によって組まれていて非常に忙しかったため、しばらく免許どころではなくなり車なしでロサンゼルスエリアでの生活をしました。
最初の頃は基本的に学校とアパートの往復で撮影プロジェクトも皆自分のアパートを使うことがほとんどだったため、公共交通機関だけで生活することができました。
▶︎ロサンゼルス、バーバンクエリアのバスについてはこちらの投稿をご覧ください。
▶︎ロサンゼルスの鉄道についてはこちらの投稿をご覧ください。
その後ようやく時間的な余裕が出てきたことと、ロサンゼルスエリアで本格的にロケーションを探したり撮影したりするためには車がないと不便なため、運転の練習を再開しました。
映画学校に入ったあともまだ英語力は十分ではなく、日本語に対応している学校を見つけました。車でアパートまで来てもらえ、インストラクターが助手席に座った状態で2時間程度運転の練習をします。韓国人インストラクターでした。
OXFORD Traffic Violator & Driving School
http://www.oxfordtrafficviolatorschool.com/
私が練習をした時にはスクールの種類を表す名称にTraffic Violator Schoolは含まれていなかったと記憶しています。Traffic Violator School(交通違反者学校)とは、交通違反切符を受け取った個人に交通安全指導を提供する学校のようです。
運転教習の料金は以下です。(2013年当時)
1時間$40
車の運転は操作としては「回す」「押す」「引く」の組み合わせであることに気づき、「誰でも運転できるように作られているんだな」と、今更ながら関心しつつ練習を続けました。
ロサンゼルス・バーバンクエリアは平坦な地形で道も広めのため運転しやすいですが、フリーウエイはやや緊張しながら練習を何度か繰り返して徐々に慣れていき、いよいよ運転実技のテストを受けることになりました。
アメリカではDMVという組織が運転免許の試験実施と免許の発行、車の登録を管理しています。
カリフォルニアDMVのロサンゼルスのページ
https://www.dmv.ca.gov/portal/field-office/los-angeles/
インストラクターが、比較的受かりやすいと思われるArleta DMVを勧めてくれ、そこで受けることにしました。当日はインストラクターと共に自分の練習していた車でDMVまで行ったと記憶しています。1回で受かりました。
カリフォルニアDMVのArletaのページ
https://www.dmv.ca.gov/portal/field-office/arleta/
次は車の入手です。あまり高くない中古車を買うことだけ決めていましたが、日本でも今まで車を持ったことがなく、車の何に注目をして選べばいいのか全くわかりませんでした。
▶︎車の購入についてはこちらの投稿をご覧ください。