翻訳サイトの良し悪しは人それぞれ好みもあるでしょうし、特定のジャンルの正確さはわかりませんが、私が翻訳サイトを使う場合はGoogle 翻訳かDeepL翻訳の二択です。DeepLには無料版と有料版があり、無料版は文字数制限があるなどの機能限定版ですが十分に使えます。
別の投稿で述べたように、私はまず自分で英文を書いて翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いです。Google 翻訳もDeepL翻訳もどちらもおすすめですが、Google 翻訳のほうが私の感覚に近い翻訳になる場合が多いですが、比較して利用します。
以前はYahoo翻訳を使っていましたが、2017年6月にサービス終了となり、代わりにGoogle 翻訳を使い始め、DeepLが出てからは併用して今に至ります。
ここでは、機械翻訳の種類、Google 翻訳、DeepL翻訳、エキサイト翻訳(参考)の概要について書きつつ、Google 翻訳とDeepLの翻訳の比較をしようと思います。
機械翻訳には基本的に次の種類があるようです。
●ルールベース機械翻訳
文法ルールと辞書情報に基づいた機械翻訳。機械翻訳として一番古い。
●統計的機械翻訳
原文とそれを人間が翻訳した大量の対訳データに基づいた機械翻訳
●ニューラル機械翻訳
人間が翻訳した文章を元に、ヒトの脳機能を模したニューラルネットワークにディープラーニングを適用した機械翻訳
参考
https://www.crosslanguage.co.jp/blog/nmt-smt-rbmt/
サービス開始:2006年
機械翻訳の種類:2016年9月にニューラル機械翻訳を導入。それ以前は統計的機械翻訳だったようです。
参考
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20160224-00054725/
https://japan.wipgroup.com/media/ai-translation
https://jp.techcrunch.com/2015/04/22/jp20150422excite/
https://www.crimsonjapan.co.jp/blog/where_machine_translation_has_reached/
https://ja.wikipedia.org/wiki/Google_%E7%BF%BB%E8%A8%B3
サービス開始:2017年夏
機械翻訳の種類:ニューラル機械翻訳
参考
https://www.deepl.com/ja/publisher/
https://www.deepl.com/ja/blog/20200206.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/DeepL%E7%BF%BB%E8%A8%B3#cite_note-30
ちなみに、DeepLを「ディープル」と発音する人がいますが、正しくは「ディープエル」です。
DeepLウエブサイトのDeepLの読み方が記載されているページ
https://www.deepl.com/ja/publisher/
サービス開始:2000年9月
機械翻訳の種類:ルールベース機械翻訳
参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%AD%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88
https://jp.techcrunch.com/2015/04/22/jp20150422excite/
以下、Google 翻訳とDeepL翻訳の比較をしてみました。
(エキサイト翻訳は翻訳結果を公表、引用、改変等により利用する行為を禁止しているようです。)
https://www.excite.co.jp/world/agreement/
比較のための原文(当投稿の冒頭の部分です)
翻訳サイトの良し悪しは人それぞれ好みもあるでしょうし、特定のジャンルの正確さはわかりませんが、私が翻訳サイトを使う場合はGoogle翻訳かDeep Lの二択です。別の投稿で述べたように、私はまず自分で英文を書いて翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いです。Google翻訳のほうが私の感覚に近い翻訳になる場合が多いですが、比較して利用します。
Google 翻訳で英訳
“Each person has their own taste for the good or bad of a translation site, and I don’t know the accuracy of a particular genre, but when I use a translation site, I have a choice between Google Translate and Deep L. As I mentioned in another post, I often write my own English and check the Japanese translation on the translation site. Google Translate is often closer to my feelings, but I will compare and use it.”
Google 翻訳の結果をGoogle 翻訳で和訳
「翻訳サイトの良し悪しは人それぞれ好みで、特定のジャンルの正確さはわかりませんが、翻訳サイトを利用する場合は、Google翻訳とDeepLのどちらかを選べます。 別の投稿で言及されているように、私はよく自分の英語を書き、翻訳サイトで日本語の翻訳をチェックします。 グーグル翻訳は私の気持ちに近いことが多いですが、比較して使用します」
Google 翻訳の感想
この英訳の結果は悪くないとは思いますが、表現が適切か微妙です。例えば「私はまず自分で英文を書いて翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いです。」という原文が、”I often write my own English and check the Japanese translation on the translation site.”と訳されていますが、「まず自分で英文を書いて」というニュアンスが表現できていない印象です。また、訳として悪くはないのですが、「比較して使用します」は通常行っていることを表しているので”I will compare and use it.”と未来形にするよりも現在形にしたいところです。(私の英語力の範囲内での個人的な感想です)
なお、当投稿が該当するかどうか不明ですが、Translate API の結果を変更することなくエンドユーザーに表示する場合、Google 翻訳の免責として、以下の免責条項を表示するように書かれています。
DeepL 翻訳で英訳
“Everyone has their own preferences as to whether a translation site is good or bad, and I don’t know how accurate a particular genre is, but when I use a translation site, I have two choices: Google Translate or Deep L. As I mentioned in another post, I often write the text myself first and then check the Japanese translation on a translation site. As I mentioned in another post, I tend to write my own English first and then check the Japanese translation on the translation site, although Google Translate often comes closer to my sense of translation, but I use it in comparison.”
DeepL 翻訳の結果をDeepL 翻訳で和訳
「翻訳サイトの良し悪しについては人それぞれ好みがありますし、特定のジャンルがどれだけ正確なのかはわかりませんが、私は翻訳サイトを利用する場合、2つの選択肢があります。別の投稿でも触れましたが、私はまず自分で文章を書いてから翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いですが、Google翻訳かDeep Lを使います。別の記事でも触れましたが、私は自分で先に英語を書いてから翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いのですが、Google翻訳の方が私の翻訳の感覚に近いことが多いのですが、それと比較して使っています」
DeepL 翻訳の感想
日本語の英訳はDeepLの方が自然ですが、いくつかエラーもあります。
「私はまず自分で英文を書いて翻訳サイトで日本語訳を確認することが多いです。」という原文が、”I often write the text myself first and then check the Japanese translation on a translation site.”と”I tend to write my own English first and then check the Japanese translation on the translation site, ”の2パターン並べて英訳されているのは、こういうサービス仕様なのでしょうか?
2パターンの両方とも”first”や”then”が入っているのがGoogle 翻訳と違い「まず自分で英文を書いて」「それから翻訳サイトで日本語訳を確認する」というニュアンスが表現されていて好ましい反面、2パターンのうちの最初の訳には「英文」であることが省略されてしまっており、”the text”となってしまっています。
「比較して使用します。」はGoogle 翻訳の”I will compare and use it.”と違いDeepL 翻訳では”I use it in comparison.”と現在形になっているのが好ましく表現も自然です。一方、Google 翻訳でもDeepL 翻訳でも”use it”と訳されており、”use them”にしたいところですが、これはそもそもの日本語に「サイトを比較してどちらか片方のサイトを使うのか、サイトを両方使って訳の結果を比較するのか」が明記されていないためだと思います。