サンフランシスコのジャパンタウン

Japantown_1

ユニオンスクエアのあるサンフランシスコ中心部から歩いて30分ほど、バスで10分ほどの場所にジャパンタウンがあります。ジャパンセンターというショッピングモールを中心にしたエリアです。滞在先のケンモアからは歩いて5分ほどです。

Japantown_2
ジャパンタウンというのは地域の名称ですが、一般的にジャパンタウンと言う場合、ジャパンセンターを指すことが多いと思います。ショッピングモールは西のWEST MALLと東のEAST MALLに分かれ、日本食レストランを始め、着物など日本の伝統的な物を扱うお店、日本の書籍や雑誌、コミックを扱う紀伊国屋書店、サンリオショップを始め、キャラクター商品を扱うお店やアニメショップ、日本の食材を扱うスーパーのニジヤマーケット、$1.50均一のダイソー、カラオケ店など、日本に関連するお店が集まっています。紀伊國屋書店は2階に別れており、1階は日本のマンガ、英語版のマンガやアニメ雑誌、2階は日本の書籍、雑誌などを扱っています。ただし日本の本は高いです。例えば2300円の本が$42.55でした。ジャパンセンターにはこれらのほか、ホテルカブキ、三菱東京UFJ銀行傘下のユニオンバンク、映画館もあります。ジャパンタウンにはジャパンセンター以外にもレストランなどのお店が並び、DVDレンタル店、お寺もあります。
Japantown_int_1Japantown_int_2
Japantown_int_3Japantown_int_4Japantown_int_5Japantown_int_6Japantown_int_7しかし、レストランは必ずしも日本料理ではなく韓国料理レストランもあり、日本食レストランを含めた日本関連のお店の人は必ずしも日本人ではありません。例えば、ジャパンセンター内の日本食レストラン「食いしん坊」のオーナー兼ウエイターや従業員はミャンマー出身で、サンフランシスコに15年以上いるというそのオーナーの話では、ジャパンセンターのお店の日本人は10%にも満たないのではないかとのことです。他のレストランやカフェはオーナーがどこの国の人かわかりませんが、おそらく店員は日本でいうアルバイトのようなもので、アメリカ人と思われる人や国籍はわかりませんが中国系と思われる人も働いていました。ジャパンセンターの東西のモールに挟まれた広場では時々、コスプレイベント相撲イベントなどのイベントが開かれます。しかし様々な人種の人がコスプレーヤーとして参加しており、力士も日本人ではありませんでした。
Japantown_cosplay_1Japantown_cosplay_2

ここを訪れる人は日本食を始め日本の文化を期待して来ていると思います。それがジャパンセンターの売りですが、提供する側も享受する側も非日本人となると、おおげさに言えば日本人不在のまま日本文化が独り歩きしているようにも見えます。日本人としてはやや複雑な気分ですが、日本で日本人がやっている中華料理店やカレー店に日本人のお客が来ているのも同じようなものです。

Japantown_Kuishinbo
ケンモアでは日曜は夕食が提供されないので、昼食に加え夕食も外食する必要があります。「食いしん坊」はレストランというより食堂と言った方がイメージが近く、薄暗くて見た目はあまり良くないのですが、サンマの塩焼定食などのいわゆる定食がおいしく、頻繁に行きました。調理法は日本人から教わったそうです。サンマは日本、サバはノルウエー産でフローズンを使用、コメはアメリカ産とのことですが長いコメではないです。ちなみに中華では、短いコメだと粘りがあるため、長いコメを使うそうです。ロシア人クラスメートと行ったりSt Gilesの教員研修生でケンモアに一時期滞在していたアメリカ人とも行きました。日本食に関心のある韓国人クラスメートに教えたら彼女も来ました。

ジャパンタウンの他のレストランも、ケンモアに滞在していた別のアメリカ人や韓国人と行きました。週末は時々映画を見たり、プールに行ったり、たまにゴールデンゲートパークやゴールデンゲートブリッジに行ったりする他は、大抵はジャパンタウンのカフェで勉強しました。ジャパンタウンは色々と便利で生活の一部となっていました。
Japantown_3