新型コロナウイルスの影響による今後の留学 2

新型コロナウイルスの影響による今後の留学 2

新型コロナウイルスの影響で留学は引き続き厳しい状況が続いています。

以前の投稿「新型コロナウイルスの影響による今後の留学」では海外渡航の状況や代替留学について書きましたが、ここではまた現状の海外渡航の状況と、留学に関するニュースなどをまとめます。

海外渡航の状況
これから留学をする予定だった人には引き続き厳しい状況が続いています。
 

文部科学省ウエブサイト 留学中の学生に向けた情報のページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1405561_00001.htm

2020年8月27日更新の情報によると、外務省が発出している感染症危険情報レベルがレベル3[渡航は止めてください。(渡航中止勧告)]の国として、引き続き、留学先としてもポピュラーな、アメリカ、カナダ、イギリス、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランドなどが含まれています。

外務省ウエブサイト 新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html

2020年8月28日更新の情報によると、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、フィリピンなどのほか多くの国が外国人に対して入国制限措置をとっており、アメリカなどの多くの国が外国人に対して入国後14日間の自己隔離などの行動制限措置をとっています。

在英国日本国大使館ウエブサイトの、日本からイングランドへの入国に際しての自己隔離の免除についてのページ
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00097.html

イギリスは7月10日より,日本を含む免除リストに掲げられた国・地域からイングランドへの入国者については自己隔離の義務を免除すると発表しました。ただし,到着前の滞在情報の提供は引き続き必要となります。とのこと。

 

アメリカ政府による、すべての授業をオンライン化した大学に通う留学生のアメリカ滞在を認めない方針の発表と撤回

すでに留学中の人も色々大変そうです。

新型コロナウイルスの流行拡大を受け、多くの大学などが授業をオンライン化しているようですが、オンラインの授業を受けるためにわざわざ留学先に滞在し続ける意味があるのかと考える人もいると思います。特に学費が同じままであれば、通常であれば使えるはずだった学校の施設を使えないなどのデメリットがあります。

また、オンラインの授業だけでは滞在し続けることができなくなりそうなニュースもありました。

アメリカ政府は7月6日に、アメリカですべての授業をオンライン化した大学に通う留学生は今秋の新学期以降、同国での滞在を認めないという方針を発表しました。対面授業に変更することなく米国内に残っている場合は、国外退去の手続きが開始される場合があるとのことでした。

しかしこれに大学側が反発し、ハーバード大学とMITは、政府の方針撤回を求めて提訴したとのことです。59校の大学がこの動きを支持し、裁判の準備書面に署名。マサチューセッツやカリフォルニアなど少なくとも18州の司法長官も政府を提訴したとのことです。

これを受け、アメリカ政府は14日、すべての授業がオンラインになった留学生を国外退去させる方針を撤回したとのことです。

アメリカには毎年、多くの留学生が渡航し、大学にとっては重要な収入源となっています。海外からの学生は2018年、アメリカに計450億ドル(約4兆8000億円)の経済効果をもたらした、とのことです。

留学生だけでなく、留学先の学校にとっても大きな試練だと思います。

出典:https://www.bbc.com/japanese/53316706

出典:https://www-bbc-com.cdn.ampproject.org/v/s/www.bbc.com/japanese/53413346.amp?usqp=mq331AQFKAGwASA%3D&amp_js_v=0.1#aoh=15963563136474&referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com&amp_tf=%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%3A%20%251%24s&ampshare=https%3A%2F%2Fwww.bbc.com%2Fjapanese%2F53413346

大学の通常の体制への再開状況の例

ハーバード大学のウエブサイトの8月28日現在の記述によると、ハーバード大学は、マサチューセッツ州による州を徐々に再開するための計画に沿って、状況に応じて、学生、教員、その他の学術担当者やスタッフをキャンパスに徐々に戻す計画を立てているとのことです。

2020年秋の計画では、ハーバードの学部、大学院、専門学校は、いくつかの例外を除いて、学習はリモートで行われ、ほとんどの教員やスタッフも暦年の終わりまでリモートで働き続けるとのことです。

出典:https://www.harvard.edu/coronavirus/planning-2020-21

MITのウエブサイトの8月28日現在の記述によると、MITは現在再開の計画のフェーズ2で、研究室、キャンパスへのアクセスを必要とする教員、研究スタッフ、および大学院生以外は、リモートにできるすべてのMITアクティビティはリモートで行っているようです。

出典:https://now.mit.edu/

出典:https://covid19.mit.edu/sites/default/files/files/MIT-Campus-Op-Phase-Matrix.pdf

留学を焦らずに日本国内でできることをする
実際に外国で生活しながら世界中から集まった学生達と一緒に勉強することが留学の良さであり魅力ですが、留学を計画中又は予定していた場合、コロナ禍の現状では留学を焦らず、進学や就職時期を考慮しつつ留学時期の延期や日本国内での留学の代替方法を検討する必要もありそうです。
 
留学ではどのみち物事が計画通りにいかない場合があり、おのずと自分の人生設計や資金の問題とも関係してきますが、そこにどう対処していくか考えることも留学をする上での重要な部分だと思います。
 
仮に留学時期を延期できるのであれば、例えば語学留学の場合、日本で文法をおさらいしたりボキャブラリーを増やしておくなどの勉強をして、将来的に実際の留学ができる時に備えておくのもいいのではないかと思います。
 
留学の利点と欠点についてはこちらの投稿もご覧ください。