ニューヨークフィルムアカデミーの撮影プロジェクト3 ミズアンセーンフィルム(Mise en Scene Film)

カメラテスト、ユニバーサルスタジオのバックロットで学校側からアサインされたアクティングコースの学生と簡単なシーンの撮影、と続いた次の撮影プロジェクトは、同じく自分で考えた簡単なシーンの撮影ですが、今回は事前にNYFAのアクティングコースの学生とお見合いというか自己紹介のミーティングがあり、主にディレクター側が、出てほしいアクターに出演依頼します。また、ロケーションも今度は自分で確保する必要があります。アクターに出演依頼といってもアクター側も授業の一環ですので、ギャラは発生しません。

ミズアンセーン(Mise en Scene)はフランス語からきていることばで、putting on stage、つまり(セットや俳優などカメラに映るものを)シーンに置くこと、ステージング、演出の意味です。今回のプロジェクトではまさに、自分のストーリーに基づいて、ロケーション、役者を自分で演出する最初のプロジェクトとなります。

しかしスケジュールはタイトで、自分のアパートで撮影する学生がほとんどです。

引き続き同じチームで、2日間それぞれ午前と午後に分け、チームメンバーがそれぞれ順番に半日使って監督し、他のメンバーはクルーとなります。DR、DP、AC、Gafferが基本的な役割分担ですが、まだ撮影内容がシンプルなためみんなで助け合います。DRがADも兼ねます。以降の撮影でもしばらく同じです。

道具類はARRIFLEX 16mmフィルムカメラ、三脚、ACキットで、ワンカットのみ、モノクロ、音なしです。このプロジェクトから照明器具も使い、撮影以前の授業で器具の使い方を学びます。

撮影時にインストラクター(先生)はつきません。複数グループが同時に別の場所で撮影するため、一人のインストラクターが見てまわることができないためだと思います。

後日720×480でデジタイズし、編集後、授業で講評します。

Mise en Sceneの発音をカタカナにするのは難しいです。私はミズアンセーンと書きましたが、ミズオンセーンの方がいいかもしれませんし、ミザンセーンと書いてもいいかもしれませんし、Wikipediaではミザンセーヌとなっていますね。