ロサンゼルスエリアで撮影小道具(prop)や衣装を調達する方法

ロサンゼルスエリアで撮影小道具(prop)や衣装を調達する方法
映画を構成する様々な要素のうちどれか一つでもクオリティが低いと、全体のクオリティに影響します。小道具も、ストーリーや場面を表現する要素として重要です。
 

小道具の調達にはいくつかの方法があり、以下解説します。ロサンゼルスエリアと書きましたが、学校がハリウッドの実際の映画産業の中心地と言われるバーバンクにあり、バーバンクの情報が多いです。

ユニバーサルスタジオの小道具セクション
 
ニューヨークフィルムアカデミーのそばにユニバーサルスタジオがあります。私のアパートからも車かバスで10分程度の場所でした。テーマパークの裏にサウンドステージ(撮影スタジオの建物)やバックロット(屋外撮影スタジオ)があり、その一角に小道具と衣装のレンタルセクションがあります。
 
小道具はカテゴリーごとに、広いフロア数フロアに分けて保管というか陳列されています。衣装は別の入り口から入り、やはり広いフロアにこれでもかという量が陳列されています。学生は、学校からこの撮影が学校プロジェクトである証明書を発行してもらって提出し、学生料金で安く借りられます。クレジットカードで支払いました。ユニバーサルスタジオの敷地へは事前にアポをとっておいて入構します。駐車場もあります。
 
小規模なプロジェクトに小道具やセットドレッシング担当として参加した時に、ユニバーサルスタジオで借りた小道具の例です。この写真では投入口が向こう側のため分かりにくいですが、アメリカのポストです。こんなものも借りることができます。
 
 
小道具のページ
https://www.universalstudioslot.com/property
 
衣装のページ
https://www.universalstudioslot.com/costume
 
ニューヨークフィルムアカデミーでのユニバーサルスタジオとの関わりに関してはこちらの投稿をごらんください。
 

バックロットを利用したワークショップの様子はこちらの投稿をごらんください。

小道具のレンタル店(会社)
 
ロサンゼルスエリアは映画制作の中心地のひとつですので、レンタル会社もいろいろあります。
 

Last Stop
小道具レンタル店(会社)です。バーバンクのダウンタウンにあり、小型家具や小道具のレンタルだけでなく小さい撮影スタジオもあり、セットやグラフィックの制作もするようです。私は小道具を借りました。
Last Stopウエブサイト
https://www.laststopprops.net/

 

Alpha Props(The Alpha Companies)
撮影用に医療器具、医療ベッド、家具、絵画、事務用品などをレンタルする、広い建物を持つ小道具レンタル店(会社)です。広いので扱っているものを見てまわるのにかなり時間がかかります。
The Alpha Companiesウエブサイト
https://alphaprops.com/

 
Hollywood Cinema Arts
撮影用に絵画などをレンタルしている店(会社)です。私はクラスメートのプロジェクトに小道具やセットドレッシング担当として参加した時に、絵を借りました。
 
 
Green Set Inc
撮影用に植物をレンタルしている店(会社)です。

Green Set Incウエブサイト
https://www.greenset.com

ディスカウント店などで購入
 
iT’S A WRAP!
バーバンクのリサイクル店です。実際の撮影で使われた衣装を古着として販売しています。ちなみに”It’s a wrap!”は、映画などの全ての主要撮影が終わった時に言われることばで、「これで終了です。」といった意味です。
iT’S A WRAP!ウエブサイト
http://www.itsawraphollywood.com/
 
GoodWill
リサイクルショップです。安いので、目的の用途で使えるものがあれば、買ってしまうのもいいと思います。私は他の人の撮影用に小物などを買って撮影で使いました。
 
Ross
自分の撮影用に小物などを買って使いました。
 
Target
ディスカウント百貨店です。
 
IKEA

家具や、ランプ、写真立てなどであれば、IKEAも安くていいですが、大型のものは処分するのが手間なので、私の場合は最後の手段です。

誰かが住んでいる家を撮影日だけ貸してもらう
 
必要な小道具を探して借りて撮影の前後管理して撮影後返却するのは手間がかかります。購入すれば返却する手間はありませんが、使用後捨てるのはもったいないし、処分しなければ際限なく物が増え、引き取ってもらえる人を探すのは無料であっても手間がかかると思います。
 
誰かが住んでいる家を撮影日だけ貸してもらい、生活用品はそのまま小道具として利用するのも手です。Airbnbでは、滞在専用のホテルのような物件だけでなく、普段生活している家や部屋を旅行中などに貸している物件もありますので、そういうところを使えば、小道具を用意しなくても机周りやキッチン周りなどを、生活感のある場面として撮影することができます。私はAirbnbで、滞在用の物件やオーナーが普段生活している部屋を貸し出している物件を撮影用に借りたことがあります。
 
Airbnb
https://www.airbnb.jp
 
又、一軒家に住んでいるお年寄りが収入を得る手段として貸している場合もあり、多くの学生達が利用しています。この場合も現実感のある家のシーンを撮影することができます。撮影中オーナー本人は自室にいることが多いです。

 
その他
●衣装であれば、メイクの人に合わせてお願いできる場合もあると思います。私は、イヤー1フィルムのプロジェクト用の衣装はユニバーサルで自分で探して借りましたが、卒業制作ではメイクの人にお願いしました。