ここでは日本と異なるアメリカの交通ルールのほか、フリーウェイ、渋滞、駐車場、ガソリンスタンドなど、ロサンゼルスエリアの道路、クルマ事情をお話しします。
▶︎アメリカでの免許取得手順や私がインストラクターを雇って免許を取得したまでの様子などはこちらとこちらの投稿をご覧ください。
▶︎アメリカでの車購入についてはこちらの投稿をご覧ください。
ロサンゼルスで中古のトヨタRAV4(初代)を購入し、学校や映画撮影のほか、買い物や映画館にも車で行くようになり、運動のためグリフィスパークのハイキング路に行く時にも家から近い登り口に車で行けるようになり、いろいろ便利になりました。
ロサンゼルスエリア、特にバーバンク(ロサンゼルス郡の都市)は、場所にもよりますが概ね平坦な地形が広がっており、また日本に比べて道路が広めのため運転しやすいです。
私はアメリカで取得した運転免許が人生初の運転免許で車を運転するのも初めてのため、左ハンドル右側通行にも慣れ直すという必要がなく特に問題ありませんでした。
日本と異なる交通ルールとしては、交差点で右折する時に信号が赤でも、一旦停車したあと、歩行者がおらず交差する車線に車が来なければ右折できます。車の流れをスムーズにすることに役立っていて、現実的なルールだと思います。NO TURN ON RED(赤信号では右折禁止)という標識がある場合は赤信号で右折できません。
アメリカの高速道路はフリーウェイと呼ばれ、カリフォルニア州では大多数が無料のようです。日本の高速道路にあるような料金所はありません。
フリーウェイは最初は苦労しました。入ってしまえば流れに合わせて走っていればいいので問題ないですが、フリーウェイから出るのに苦労することがありました。出るべきタイミングで出る車線にいなかったり、逆に出る車線に入るのが早すぎてまだ出るべきでないところで出てしまったりしました。しかしそのうちコツがつかめるようになりました。
そのフリーウェイは無料で便利ですが渋滞する場合があります。
ロサンゼルスの道路は場所と時間によってはかなり渋滞します。車社会のため通勤や日常の生活に車を使う人が多く、東京のラッシュアワーの主要駅の乗降客を車に置き換えたような混雑した状態になる場合があります。
駐車場に関しては、場所によって状況が異なります。
ショッピングセンターには大抵広い駐車場が併設されています。
映画館も併設されている大型のショッピングモールの屋内駐車場は何階にもなっており無料で使えて便利でした。
路肩は、無料で停められる場所、有料の駐車スペース、駐車不可の場所が表示で示されています。無料の場所は空きを探すのにしばしば苦労します。たいてい時間が決められており、学校やお店、施設のそばは利用者が多く、空いている場所を探し周ったあげくかなり遠くに停めざるを得ないこともあります。ニューヨークフィルムアカデミーの前の路上駐車スペース
路肩に有料の駐車スペースが設けられている場合もあり、パーキングメーターが設置されています。
あとは有料の駐車場を利用することになります。日本では家一軒分程度の狭い土地を利用した有料パーキングがたくさん見られますが、ロサンゼルス周辺には、比較的広い駐車場が多い印象です。リトルトーキョーそばの有料駐車場は時々使いました。
私が住んでいたアパートには半地下に駐車場があります。
密閉されていない空間で目の前に道路があるため、一週間程度車をおいておくと、こんなに汚れるものなのかと驚くほど汚れます。
ガソリンスタンドは自分で給油するタイプです。日本のようにスタッフがガソリンを入れてくれるスタンドは見たことがありません。
自分で給油したあとガソリンスタンド内の小さいスーパーで、給油した場所の番号を伝えてクレジットカードで支払いました。
GasBuddyのウエブサイトでアメリカ全土のガソリン価格のヒートマップを見ることができます。アメリカ全土の地域ごとの価格がわかって面白いです。
GasBuddyウエブサイト
https://www.gasbuddy.com/gaspricemap?lat=39.08060224692738&lng=-99.96320721214468&z=4
GasBuddyはスマホのアプリもあり、近くのガソリンスタンドとガソリン価格の情報、経路案内見てガソリンスタンドを探すことができます。
車購入の時にディーラーから案内された保険に加入したと記憶しています。
AAAは日本のJAFに相当します。私は車を購入当初、バッテリーが上がってしまいエンジンがかからず、2度も来てもらいました。
AAAのカリフォルニアのページ
www.calif.aaa.com