映画「TENET テネット」フルサイズ版を、池袋グランドシネマサンシャインのシアター12、IMAXレーザー/GTで見ました。メリットとデメリットを感じましたのでお話しします。映画の内容には基本的に触れません。
IMAXレーザー/GTテクノロジーは、IMAXの映像を最大限のスクリーンサイズで鑑賞できるシステムで、通常のIMAXより上下が広く投影されるとのことです。日本では大阪の109シネマズ大阪エキスポシティとここ東京池袋のグランドシネマサンシャインだけにあるようです。
109シネマズのIMAXについてのページ
https://109cinemas.net/imax/
109シネマズのIMAXレーザー/GTテクノロジーについてのページ
https://109cinemas.net/imax/imax-with-laser.html
シネマサンシャインのIMAXについてのページ
https://www.cinemasunshine.co.jp/imax/
グランドグランドシネマサンシャインの、「TENET テネット」のIMAXレーザー/GTテクノロジーでの鑑賞についてのページ
https://www.cinemasunshine.co.jp/imax/news/1509.php
→その後削除されたようです。
グランドグランドシネマサンシャインのIMAXレーザー/GTテクノロジーについてのページ
https://www.cinemasunshine.co.jp/imax/about/
とにかくスクリーン(画面)が巨大です。通常の映画の画面のアスペクト比(縦横比)に比べ、縦方向に大きくなっています。特にSF大作などは大きなスクリーンで見たいものですが、そういう意味では迫力があっていいと思います。
「TENET テネット」はIMAXフィルムカメラで撮影されており、画面のすべてを見るためには、1:1.43のアスペクト比まで投影できるこのIMAXレーザー/GT方式の映画館で見る必要があるようです。
私の座席はe-12で、前方中央の座席のかたまりの後ろから2列目、一番左端から2番目でした。場所の好みは人それぞれだと思いますが、この席は最前列というわけではないのですがそれでも私にとっては前過ぎでした。
画面が大きいため、画面全てを視界に収められません。椅子に深く座りやや寝るような体勢で見上げても、目線が画面中央よりやや下になります。
また、自分の視界の中で画面にパースがついて見えるため、特に登場人物の顔のアップの時は、頭や目が小さく、口や顎の方が大きく見えます。
IMAXレーザー/GTテクノロジーとは関係ないかもしれませんし、この映画館で他の映画を見たことがないため比較できないのですが、「TENET テネット」は音楽、音効で緊張感を盛り上げる演出をする傾向が強く、たまたまこの映画で使われている音の場合特有かもしれませんが、大きな音量によって、シアタールーム自体がビリビリと共振してしまっているように感じました。私の気のせいかもしれませんし、逆にこれは普通のことで他の映画館でも多かれ少なかれ起きているのかもしれませんが。
●「テネット」IMAXレーザー/GT鑑賞料金 一般
2500円(通常鑑賞料金1800円+IMAX鑑賞料金700円)
毎月1日は鑑賞料金1,200円(ファーストデイ)、毎月15日は鑑賞料金1,200円(シネマサンシャインデイ)などの割引があります。
●トイレ
4Fエントランスロビー(チケット売り場のあるロビー)の男性トイレに個室が3つだけでした。シネコンのトイレにしては少ない印象です。シアターの各フロアにもトイレがありますがそれぞれの様子は未確認です。映画鑑賞前にトイレに行く可能性がある場合は早めに着いておくといいかもしれません。
●感染症対策
2020年9月22日現在、映画館によっては座席を1つおきに座るようにしているところもありますが、ここはそうしてはいませんでした。インターネット上でチケットを購入する時にすでにそれがわかります。
映画が始まる前のCMの中で感染症対策に関する映像が流れますが、それによると、感染は3密が合わさると起きやすく、当映画館は空気の入れ替えを頻繁に行っているとの説明をしていました。
映画終了後は、ある程度の座席の列のまとまりごとに時間差でシアターを出るようにその都度スタッフから案内がありました。確かにエスカレーターの左右が壁になっている場所が多く、かなり狭い印象です。
シアタールーム外のフロアの椅子には、1人おき又は2人おきに座るように、座ってはいけない場所に使用不可席の紙が置かれていました。
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