アメリカではしばしば間違い電話やスパムコールがかかってきます。スパムコールとは迷惑電話のことです。特にセールスのスパムコールが非常に多いです。アメリカの間違い電話やスパムコールの状況と、迷惑電話への対処方法を紹介します。
間違い電話については、かけてきた人が単に番号を間違えたのかもしれませんが、同じ人物あての電話がかかってくることもあります。
どうやらアメリカでは、電話番号不足のため電話番号が解約された後再利用されるまでの期間が短く、今自分が使っている電話番号を過去に使っていた人あての電話がかかってくる可能性が高いようです。
アメリカだけではないかもしれませんが、アメリカは迷惑電話が非常に多いです。名前と電話番号などを登録したどこかのお店から流出したのか手当たり次第に電話をかけているのかわかりませんが、毎日のように様々な電話番号からかかって来ます。
自分が使っている電話番号を過去に使っていた人がたくさんのウエブサイトやサービスに登録をしていた場合、そこから迷惑電話の間違い電話がかかってくる可能性もあります。
自動音声による迷惑電話が増えているようで、これは自動ダイヤルで機械的に無作為に電話をかけてくるロボコールですので、こちらの電話番号を変えても状況は変わらないだろうと思います。
ロボコールは英語でもRobcallと表現されます。
アメリカでは電話を受けた側にも通話料金がかかりますが、私の使っていたmobellのアメリカSIMで自分が受けた電話にも通話料金がかかり、間違い電話や迷惑電話に出てしまっても同様です。
スパムコールへの対処方法はいくつかありますが、どれも決定的な対処にはならないようですので、組み合わせるのがいいのではないかと思います。
●スマホの着信拒否リスト
私は最初はブロックする番号としてスマホの着信拒否リストに登録していきましたが、登録できる最大の30件分がすぐにいっぱいになってしまいました。
●National Do Not Call Registryへ登録
アメリカ合衆国における公正な取引を監督・監視する連邦政府機関であるFederal Trade Commission(連邦取引委員会)の運営するサイトです。セールス会社はここへ登録された番号へ電話をしてはいけないと法律で決められているようですが、対象は実在する会社からのセールス電話であり、2018年時点で既に、役に立たなくなってきたという意見がネット上で見られます。
・Federal Trade Commission(連邦取引委員会)ウエブサイトのNational Do Not Call Registryのページ
https://www.consumer.ftc.gov/articles/0108-national-do-not-call-registry
・登録ページ
https://www.donotcall.gov/
●迷惑電話ブロックアプリ
Google PlayストアやAppストアで”block spam calls “で検索し、評判がよく使い勝手の良さそうなアプリを選んでインストールするのもいいと思います。
●知らない番号からかかってきた場合はとりあえず出ない
私はスマホの着信拒否リストへの登録がいっぱいになってしまった後は知らない番号からかかってきた場合はとりあえず出ないようにし、かかってきた番号をネットで調べると、たいてい宣伝の電話として報告されていました。
まれにインターネットを契約しているCharterからの電話の場合もありましたが、それも宣伝でした。