英語と映画の留学をすることを念頭に数年に渡ってリサーチし、それまで勤めていた会社を退社し、日本のアパートを退出するために整理もし、長い準備の末、ようやく渡米しました。映画学校の翌年9月開始のコースに合格するためには1年を切っている状況でした。
▶︎リサーチについてはこちらの投稿からご覧ください。
▶︎退社についてはこちらの投稿をご覧ください。
▶︎渡米前のアパート整理の苦労についてはこちらの投稿をご覧ください。
最初の留学先であるサンフランシスコはすでに下見で何度か来たので、ある程度土地勘ができていました。車がなくても生活しやすいことがここを選んだ大きな理由の一つで、日常の生活にさほど苦労はありませんでした。
サンフランシスコの特徴は以下です。
ユニオンスクエア(Union Square)などのある中心部から歩いて20-25分ほどの場所、ジャパンタウン(Japantown)のそばに住みましたが、そこから、ショッピングモール、大小スーパー、多数のレストランやカフェ、映画館、美術館、ギャラリー、各種劇場、銀行や郵便局、図書館、書店、主に中古を扱うDVD店、床屋、屋内温水プール、病院などに全て徒歩で行けます。
ユニオンスクエアそばにはアップルストアがあります。ユニクロも出店しました。大型家電量販店Best Buyも歩いて30分ほどで、歩こうと思えば歩いていける距離です。ロサンゼルスとは全く違います。
▶︎ロサンゼルスエリアの概要についてはこちらの投稿をご覧ください。
びっくりするような急な坂道が多いのもサンフランシスコの特徴です。坂道はサンフランシスコの景観を面白くしている要素の一つだと思います。
▶︎サンフランシスコの坂道についてはこちらの投稿をご覧ください。
サンフランシスコには大小の公園もあります。
東西に長いゴールデンゲートパークはニューヨークのセントラルパークよりも広いのですが、サンフランシスコ在住のアメリカ人でも知らない人がいます。
ゴールデンゲートパークにある花の温室(Conservatory of Flowers)の前の花
▶︎ゴールデンゲートパークについてはこちらの投稿をご覧ください。
サンフランシスコの繁華街にあるユニオンスクエアも公園と表現されることが多いと思いますが、土や植物のたくさんある公園ではなく、公共の広場といったほうがイメージが近いかもしれません。季節ごとに様々なイベントが開かれ、クリスマスにはツリーが飾られ仮設スケートリンクができます。
ユニオンスクエア(Union Square)
▶︎ユニオンスクエアについてはこちらの投稿をご覧ください。
映画館AMC Matreonやイエルバ・ブエナ芸術センターに挟まれたエリアに広い公園イェルバ・ブエナ・ガーデンズ(Yerba Buena Gardens)があります。ユニオンスクエア同様繁華街のど真ん中にありますので、昼食時などには昼食を食べたり寝っ転がったり、それぞれの方法で過ごす人で賑わいます。
イェルバ・ブエナ・ガーデンズ(Yerba Buena Gardens)
サンフランシスコは徒歩で生活できますが、公共交通機関も充実しています。バスが縦横に通っており、ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)やフィッシャーマンズワーフ(Fisherman’s Wharf)などの観光地やゴールデンゲートパーク(golden gate park)などへも簡単に行けます。
▶︎サンフランシスコのバスについてはこちらの投稿もご覧ください。
ケーブルカー(Cable Car)もあり、観光だけでなく日常の移動にも使えます。ケーブルカーが急な坂道を走っているのは不思議な感じがしますが、道路の下にケーブルが通っています。
▶︎サンフランシスコのケーブルカーについてはこちらの投稿をご覧ください。
路面電車もあります。
▶︎サンフランシスコの路面電車についてはこちらの投稿をご覧ください。
その他、バート(BART)という電車が、サンフランシスコ国際空港、サンフランシスコ中心部、対岸のオークランドを結んでいます。空港への行き来に毎回使いました。
サンフランシスコの気候は一年中過ごしやすいです。一日の中での気温の変化や日による気温の変化が大きく、時々強い風が吹いたりサンフランシスコ名物の霧も出ますが、これらは海と湾に囲まれていることが影響していると思います。
12月撮影 サンフランシスコを覆う霧
▶︎サンフランシスコの霧についてはこちらの投稿をご覧ください。
全般的には夏は暑すぎず湿度も高くなく、冬が雨期ですが寒すぎず、個人差はあると思いますが、私は冬でも日中であればセーターで充分でした。車は多いですが、空気も比較的きれいだと思います。
▶︎日本(東京)とカリフォルニアの気候の違いについてはこちらの投稿をご覧ください。
サンフランシスコは文化を感じる場所です。アート活動がさかんで、余暇や日常のちょっとした時間に様々なものを楽しむことができます。
美術館のほかギャラリーも多様で、カジュアルなアートを扱うギャラリー、ミュシャやロートレックなど一般受けしそうな(?)作品を扱うギャラリー、村上隆、キースへリング、マークコスタビなど名の通ったポップアーティストの作品を扱うギャラリー、ラディカルかつ良質な作品を中心に展示しているギャラリーなどいろいろあります。
ユニオンスクエアでは時々、絵画や彫刻の展示即売会やコンサートが開かれます。
ユニオンスクエアでのコンサート
少し足を伸ばすと壁画で有名なミッション地区(Mission District)があり、オークランド(Oakland)にはギャラリーの多いエリアもあります。その他、バレエ、ミュージカル、コンサートなども頻繁に開かれています。ジャパンタウンではコスプレイベントや相撲イベントなど、日本の文化にゆかりのあるイベントが開かれます。
ミッション地区の壁画
▶︎ミッション地区(Mission District)を含むサンフランシスコの壁画についてはこちらの投稿をご覧ください。
アメリカに関しては、子供の頃からセサミストリートのTV番組やスヌーピーのコミックに親しみ、旅行でも何度か訪れていて日本との違いも自分なりに認識していたので、特にカルチャーショックはありませんでした。ホームシックも日本食が恋しくなることもありませんでした。
もともと米のごはんを含むそれなりにバランスのよい食事をそれなりに規則的に食べられれば、その内容にはこだわりがありません。加えてサンフランシスコではジャパンセンター(ジャパンタウン内のショッピングモール)に日本の定食屋のような店もあって、日本食を恋しく感じる必要がありませんでした。
▶︎サンフランシスコのジャパンタウンについてはこちらの投稿をご覧ください。
ジャパンセンター内の日本食屋の食事の例
▶︎サンフランシスコの和食についてはこちらの投稿をご覧ください。
全般的にサンフランシスコは過ごしやすい場所で人気も高いようで、家賃は高いと言われています。
▶︎家賃の情報を含む、サンフランシスコでのアパート探しの様子はこちらの投稿をご覧ください。