ハリウッドの映画産業やハリウッド観光の象徴的アイコンともいえるハリウッドサインは行くことができます。しかしいきあたりばったりだと、たどりつけないだろうと思います。
ここではハリウッドサインを比較的そばから見られる場所2箇所と、ハリウッドサイン(の真裏)への行き方を紹介します。
ハリウッドサインウエブサイト
https://hollywoodsign.org/
ハリウッドサインは、グリフィスパークの小高い山々の一つリー山(Mt. Lee)の山頂そばにありハリウッド側から見えるため、国内外から来た人たちが、ハリウッドサインを目指して車を走らせればいずれ着くだろうと思って行こうとします。当然の感覚だと思います。
しかし、情報を持たずに行っても、たどりつけずにあちこちの道をうろうろするだけだろうと思います。私も何度も試しましたが、道によっては比較的そばまで行けるのですが、その先は住人以外立入禁止になっていてたどりつけませんでした。
まずはこの、車で比較的そばまで行きやすい場所を紹介します。
●グリフィス天文台
グリフィス天文台からはハリウッドサインがよく見えますが、まだ、遠くから見ている状態です。
グリフィス天文台ウエブサイト
http://www.griffithobservatory.org/visiting/admission.html
2800 East Observatory Road, Los Angeles, CA 90027
●ハリウッド・サイン・ビューポイント
ハリウッド・サイン・ビューポイントからはサインが近くに見えますが、少なくとも2015年当時はそこからはサインへは徒歩でも行けないようでした。ここで写真を撮っていると、車で訪れた観光客にサインまでの行き方を聞かれることがあります。以下の数字はGoogle Mapで検索するとその場所を示します。
Hollywood Sign view point(34.125679, -118.325790)ハリウッド・サイン・ビューポイントから少し歩くと、道路標識が待ち構えています。
車の通行だけを規制しているのかもしれませんが、RESIDENTS ONLYとなっています。(34.129819, -118.321578)
仮に徒歩でさらにこの先まで行っても、「RESTRICTED ENTRY NO HIKING ALLOWED TO THE HOLLYWOOD SIGN」と看板のついた鍵のかかった閉じた門が出現します。(34.130154, -118.319235)
後から知ったのですが、上記のハリウッドサインウエブサイトに、サインまでのハイキングルートの情報が載っています。
HIKING TO THE SIGN
https://web.archive.org/web/20170606054138/http://hollywoodsign.org/hiking-to-the-sign/
私は結局だいぶ時間が立ってから実際に行ったことのある人に案内してもらってようやく行くことができました。
以下が行き方の一例です。正式な行き方かどうかわかりません。また、サイン周辺の住人はサインの訪問者を排斥しようとしているようで、その後状況が変わっているかもしれません。最新の情報を収集してご自身の責任において行ってください。
このあたりに車を停めます。(34.120378, -118.321642)ノース・ビーチウッド・ドライブ(N Beachwood Dr)を歩きます。
(34.124263, -118.319367)サンセット・ランチ・ハリウッド(牧場)の入り口があります。
(34.127812, -118.316600)トレッキングルートにはいります。(34.129377, -118.314765)見えてきます。(34.129134, -118.314226)マウント・リー・ドライブ(Mount Lee Dr)を歩き、ハリウッドサインの後ろに着きます。(34.134526, -118.321665)サインは崖に立っていて道はサインの後ろ上にあり、フェンスがあるため、サインの正面に行くことはできません。
ちなみに、ロサンゼルス、バーバンク地区では他にも住人以外が排斥される例があります。
例えば、トルーカレイク(Toluca Lake)という地名にもなっている小型の湖トルーカ湖(Toluca Lake)(34.146876, -118.349175)周辺は家や小型のゴルフコースで隙間なく囲まれており、それらの関係者しかアクセスできないようです。ちらっと見ることもできません。それどころか、写真を撮りながら付近を歩いていたら、そのエリアの警備員と思われる人が来て撮影を止められました。
環境は金で買うものかもしれませんが、ロサンゼルスの世知辛さはこういうところにも現れていると感じます。