ロサンゼルスでは最初は郵便が届かず大変でした。日本から届くはずの郵便が届かず日本に戻ってしまい、ロサンゼルス内からの郵便も届かず行方不明となり、Amazonの品物も届きませんでした。ここでは私の経験と対処方法を紹介します。
日本の家の表札や郵便受けの表示は、丁寧な家であれば住所も併記しますが名前(住人の名前)だけの場合もあり、周囲の電柱などにも住居表示がないことがあります。配達の人は慣れているのでしょうが、時には迷うこともあるのではないかと思います。家を特定する時に「名前」は最終的な確認項目ですが、住所が明確でないと近所に同性の人が住んでいる場合郵便物を間違って配達する可能性もあります。
アメリカの家やアパートは名前(住人の名前)よりも番号(番地)で管理されていると感じます。住所は面している通りの名前と番地の番号で表し、集合住宅の場合は建物の壁面、一軒家の場合は郵便受けに数字が記載されることも多く、これであればたとえ住人が引っ越しても分かりやすいのではないかと思っていました。
しかしそうでもないようです。
私がサンフランシスコで住んでいたアパートには受付があり、郵便物は受け取っておいてもらえたため便利でしたが、ロサンゼルスでは最初は郵便が届かず大変でした。
日本から届くはずの郵便が届かず日本に戻ってしまい、ロサンゼルス内からの郵便も届かず行方不明となり、Amazonの品物も届きませんでした。
学校のそばの郵便局へ行って保管されているかどうか確認してもらおうとしましたが、郵便物の保管は別の郵便局だと言われました。バスで乗り継いで行く必要があることが分かり、その日は余裕がなかったため別の日に指定された郵便局に行きましたが、保管されていないようでした。
郵便配達の人が、私の住所の新しい名前(私の名前)に馴れていなかったのかもしれません。
アメリカの郵便物の宛先の書き方は、
・名前(配達先の住人の名前)
・番地
・ストリート名
・部屋番号
・都市名
・州名
・郵便番号
です。
私のアパートはアパートメントコンプレックス内に何棟かの建物があり、建物ごとに番地が割り振られ(ビルディング番号とは異なる)、郵便物の宛先の、番地、ストリート名、部屋番号で私の部屋が特定できることになります。住所/郵便物の宛先表記にアパート名は入りません。
本来はこれで問題ないはずですが、配達をより確実にするために、いくつか対処しました。
1、発送者に、こちらのアパート名やビルディング番号も書いてもらう
日本から再度送ってもらう時にはわざわざアパート名やビルディング番号も書いてもらい、Amazonの郵送先の登録にもアパート名やビルディング番号を加えました。
2、アパートの郵便受けに自分の名前シールを貼る
名前が貼ってあれば、郵便物の宛名に書かれている人物がそこに住んでいることが一目瞭然ですので、郵便配達の人が迷わないだろうと思い、テプラで自分の名前シールを作って貼りました。
以上の対処をして、ようやく郵便が届くようになりました。
余談ですがAmazonの荷物は、自分が在宅か不在かにかかわらず、建物内の自分の部屋のドアの前(建物の外とつながっていますがほぼ屋内)に置いておかれます。再配達を頼む手間がなく、盗まれたこともないと思います。
前の住人への郵便物も届きます。この返送方法はいくつかあるようですが、私は、この住人はすでにいないと記載して郵便ポストに入れました。