YouTubeには様々な日本人著名人が英語を話している動画が投稿されています。
以下は、私の独断による、英語のスピーキングが達者だと思う方のリストです。英語の発音だけでなく話題の高度さも勘案しつつ、概ね先(上)に記載したほうが達者に聞こえますがほぼ同列です。また、映像の撮られた時期はバラバラですので、現在の実際の英語力の比較ではありません。
マシ・オカさん(Masi Oka)(俳優・VFXアーティスト)
日本生まれの日本人で、6歳で渡米。子供の頃IQが高くギフテッドと判定されたとのことで、長年アメリカで生活していることに加え、もともとの頭の良さが英語の話し方に見て取れます。下の映像では、彼が役者として注目されたアメリカのテレビドラマ「ヒーローズ」(HEROES)出演の前に有名なVFX会社のILMで働いていたことなども話しています。
伊藤襄一さん(Joi Ito)(実業家・投資家・教授)
日本生まれ、カナダ、アメリカで暮らし14歳で日本へ帰国し、高校卒業後は再渡米し、アメリカ在住のようです。アメリカ生活が長く流暢ですが、アメリカ発音ではなく、日本人にも聞き取りやすい発音です。下の映像ではバラク・オバマとの対談の様子を見ることができます。やや緊張しているように見えます。
赤西仁さん(Jin Akanishi)(歌手・俳優)
KAT-TUN在籍中にもアメリカで英語を勉強したようですが、ジャニーズ事務所を退所したあと本格的に勉強したようです。日本生まれ日本育ちで、勉強して英語を身につけた人としては非常に流暢です。
安藤美姫さん(Miki Ando)(フィギュア スケート選手)
日本生まれ。活動の拠点を海外に移した頃から地道に英語を勉強したようで、勉強して英語を身につけた人としては流暢です。
宇多田ヒカルさん(Hikaru Utada)(シンガーソングライター)
アメリカ、ニューヨーク生まれで、15年ほどはアメリカで暮らしたと思われます。「何人(なにじん)か」を生地主義で判断する場合はアメリカ人ですので、「日本人の英語力」という視点では当てはまらないかもしれません。非常に流暢ですが、両親が日本人のせいか、やや日本人の英語っぽさを感じます。
2024年10月1日追記
動画が非公開になっていたため、別の動画をピックアップしました。比較的最近のものです。英語圏で生活してきたようで、そのためか年齢的なものか、話し方は変わっていないものの、よりネイティブに近い印象になっています。
忽那汐里さん(Shiori Kutsuna)(モデル・女優)
オーストラリア生まれの日系オーストラリア人3世で、オーストラリアで14年暮らし、その後芸能活動のため渡日し日本国籍を取得したようですが、彼女も「何人(なにじん)か」を生地主義で判断する場合はオーストラリア人ですので、「日本人の英語力」という視点では当てはまらないかもしれません。ネイティブのため普通に流暢です。
野澤 玲奈さん(Rena Nozawa)(アイドル)
日本生まれ。父親の仕事の都合でオーストラリア、タイ、インドネシア等で暮らした経験があり、やや舌足らずですが流暢です。
平田 梨奈さん(Rina Hirata)(アイドル)
アメリカアリゾナ州出身で、下の映像中の本人によると、英語に比べ日本語は流暢ではないそうです。
真田広之さん(Hiroyuki Sanada)(俳優・歌手)
海外の作品で活躍するようになり、かなり英語が上達しています。
渡辺謙さん(Ken Watanabe)(俳優)
この方も40代になってから英語を勉強したようです。下のやや古い映像では、日本語訛りや英語表現を端折っている部分もありますが、楽しそうにコミュニケーションしています。