前の投稿「留学に向けたリサーチ2」では、留学先としてニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコを比較検討した後、ロサンゼルスとサンフランシスコの街の下見をした様子を紹介しました。
ここでは、次の段階としてロサンゼルスとサンフランシスコで語学学校を見学したり映画学校の見学ツアーに参加したした後、ロサンゼルスで語学学校に一週間通学してみた様子を紹介します。
事前に、留学情報館(ロサンゼルスインフォ)を通じて、学校見学と語学学校EFと寮の申し込みをしました。EFロサンゼルス・レドンドビーチ校はロサンゼルス国際空港からバスで50分ほどの、ビーチに近く比較的静かな住宅地にあります。
▶︎留学情報館ほか、私がお世話になった留学エージェントとその内容についてはこちらの投稿をご覧ください。
1日目(水)
ロサンゼルス国際空港到着後、スーパーシャトルでレドンドビーチへ。ホテルチェックイン後周辺の散歩。
今回は後半にEFに試し通学するため周辺を下見しました。ベストウエスタン・レドンドビーチ・イン泊。広くて快適でしたが、シャワーが出づらく、布団が薄くてちょっと寒かったです。
2日目(木)
株式会社留学情報館の学校見学ガイド(事前に申込)。この学校見学ガイドは通常は語学学校の見学を想定していると思いますが、AFIの見学(学校が行っているもの)も申し込んで組み込んでいただきました。AFI見学を挟み、語学学校ELS、Kaplan、UCLA extensionを見学しました。
▶︎アメリカの主な映画学校についてはこちらの投稿をご覧ください。
AFI
その後、ロサンゼルス国際空港からサンフランシスコ国際空港へ飛び、ホテルへ。ホリデイ・イン・サンフランシスコ・フィッシャーマンズワーフ泊。以降同じ。雰囲気のいいホテルでしたが、部屋の外を路面電車が走っていてうるさかったです。
3日目(金)
留学情報館(ロサンゼルスインフォ)のサンフランシスコスタッフの方の案内で語学学校見学。EF、Intrax、Brandon College、St Giles、Kaplan、Converseを見学。その後自分でそれぞれの学校周辺を散策。サンフランシスコ泊。
4日目(土)
個人で観光。コイトタワー、カストロ地区など。成田→ロサンゼルスの機内で隣だった人(日本人)と再会し、その友人達と食事。サンフランシスコ泊。
5日目(日)
ケーブルカーとBARTを乗り継ぎ、サンフランシスコ国際空港からロサンゼルス国際空港へ飛び、留学情報館(ロサンゼルスインフォ)の方の車でEFの寮へ。学校が契約しているアパートです。広いリビングとキッチン、2つのベッドルームの1つには2段ベッド、もう1つには2段ベッドと単体のベッドがあり、5人滞在できるようになっていました。学校か遊びに行っているかわかりませんが誰もいませんでした。その後留学情報館(ロサンゼルスインフォ)の方に車で周辺を多少案内していただきました。
寮のルームメートは、
オーストリア人(21才)
サウジアラビア人(18才)
日本人(21才)
そして自分(45才)でした。
ハウスシェア、ルームシェアは人生初です。このサウジアラビア人の彼は人望があるらしく、授業のあと毎日のように友人達と遊びに行き、夜そのまま友人達を連れ帰ってきて騒ぎます。国籍も様々で、スイス人(23才)、ドイツ人(19才)、ベルギー人、日本人もいました。自分は一週間だけだったから旅行気分で構わなかったのですが、実際の長期留学は一人暮らしがいいと思いました。また、ここの寮は飲酒禁止でした。寮泊。
6日目(月)
EFにてオリエンテーション。その後学校主催のサンタモニカツアーがありました。親睦を深める目的だと思います。夜はみんなでスポーツバーへ。寮泊。
7日目(火)
EFでの授業後、金曜日のアクティビティに申し込み。寮周辺を散歩したあと、バスでロサンゼルス国際空港まで行ってみました。レドンドビーチは空港からやや離れているため、公共交通機関での移動を試しておくためです。寮のそばに戻って食事をしましたが、周辺にはスーパーかレストランしかないため、手軽に外食はできない印象でした。寮泊。
8日目(水)
EFでの授業後、学校や寮の周辺にはCDやDVDを買える店がないので、トーランスの方にあるf.y.eというCD/DVDショップまで行ってみました。適当な公共交通機関がないので歩いてみましたが、片道50分かかり、そこに行くのは最初で最後になりました。ロサンゼルスは車がないと不便だと感じました。寮泊。
9日目(木)
喉が痛く、留学保険のサポートに電話し、日本語OKで診察代金が保険でカバーできる医者を教えていただき、 EFでの授業後 バスを乗り継いで行きました。しかし乗り継ぎが悪く、バス停に時刻表がなく、40分ほど待つ間も排気ガスにさらされている感じで、ますます喉が痛くなります。帰りもバスを45分待ち、乗り継ぎで30分待ち、結局バス移動と待ち時間に往復合計で3時間以上かかり、本当に、車がないとダメだと感じました。寮泊。
同じアパートの別の部屋に滞在している日本人クラスメートもその後喉を痛め、症状がひどかったためERに行ったそうです。自分の場合は排気ガスが原因かなと考えていましたが、彼は医師に、アパートの部屋の空気が汚れているのではないかと言われたそうです。
10日目(金)
自分は1週間だけの試し通学なので、EFでの授業は最後です。授業後、すでに申し込んであった、学校の「ハリウッド・ヒストリー・アンド・カルチャー・ツアー」に参加しました。グリフィス天文台、ファーマーズマーケット、ラ・ブレア・タール・ピッツ博物館、ギターセンターに行きました。寮泊。
11日目(土)
朝10時に寮をチェックアウト。10:15にスタッフが来て鍵を返却。路線バスでロサンゼルス国際空港へ。出発。
12日目(日)
帰国。
この下見で、ロサンゼルスは車がないと生活が不便なことと、その車の排気ガスが原因ではないかと思われる喉の痛みで、ロサンゼルスでの留学は難しいと思いました。しかし映画学校に通学するためにロサンゼルスで生活する必要があれば、この時点ではまだ全く様子はわかりませんでしたが、住むならグリフィスパークより北側がいいのではないかと考えました。
「留学に向けたリサーチ4」に続きます。