私が出願候補にしていた学校を例に、アメリカの映画学校への出願に必要なものを紹介します。
▶︎これらの学校を含むアメリカの主な映画学校についてはこちらの投稿をご覧ください。
▶︎これら2校を候補にした経緯はこちらの投稿などをご覧ください。
・ONLINE APPLICATION
オンライン出願書:2011年時点では紙だったと思います
・APPLICATION FEE
出願料
・NARRATIVE STATEMENT
自己紹介文:バックグラウンド、その学科に出願するモチベーション、志望動機を含める
・RÉSUMÉ
履歴書
・TWO LETTERS OF RECOMMENDATION
推薦書2通以上
・TRANSCRIPTS
成績証明書:出身校からAFI宛に郵送、もしくは自分で集めてAFIに郵送する場合は未開封のまま郵送する
・AFI SCHOLARSHIP APPLICATION
奨学金申請書:申し込む場合のみ
・INTERNATIONAL APPLICANTS REQUIREMENTS
国外からの出願者の場合、TOEFLスコアIBTなら100以上・CBTなら250以上・PBTなら600以上、又はIELTSスコア7以上
・DISCIPLINE-SPECIFIC SUPPORTING MATERIALS
学科ごとに定められたサポートマテリアル:デモリールなど
・INTERVIEW
出願書類が審査され、面接が決定される
・Graduate Program Application
オンラインの出願書
・Application Fee
出願料
・Undergraduate Degree Transcript
成績証明書:出身校からAFI宛に郵送、又は指定のデジタル提出方法
・Narrative Statement
自己紹介文:経歴や創造的経験や目標を考慮しつつ、出願する学科及びその分野への志望動機を記載
・Letters of Recommendation
推薦書3通以上
・Creative Portfolio
学科ごとに定められたサポートマテリアル:デモリールなど
・Proof of English Proficiency
国外からの出願者の場合、TOEFLスコアIBTなら68以上、又はIELTSスコア6.5以上
・INTERVIEW
電話、ウエブ、又は直接、面接する場合がある
私は9月から語学留学を始め、12月には早くも出願候補の映画学校の一つAFIの翌年9月からのコースの出願〆切でした。もともと難易度の高い学校で求められるTOEFLのスコアも高いのですが、留学開始からたいして時間がたっていない状態で出願しないといけませんでした。
これは会社の仕事を優先してきりのいいタイミングで退社したためであらかじめわかっていたことですが、出願までに必要なTOEFLのスコアに達するのはかなり難しいだろうと考えていました。
しかしやれることはやっておく必要があります。語学学校に通うかたわら、以下のものを準備しました。
履歴書
履歴書は英文で自分で作ったものを滞在先で知り合ったアメリカ人に添削してもらいました。
成績証明書
成績証明書は修了した大学院に連絡し、アメリカ郵送用の封筒をこちらで用意して送り、発行・郵送していただきました。
作品DVD
作品DVDは日本で大学院の卒業制作兼会社へのプレゼン用に個人的に制作したサラウンド音声のダンスムービーと、渡米前に参加したNew York Film Academyの京都でのワークショップで制作したショートフィルムのVFXを修正してDVDを準備しました。
京都でのワークショップに関してはこちらの投稿をご覧ください。
推薦状
推薦状は辞めた会社の社長と大学院の教授に推薦状を書いていただきました。留学情報館(ロサンゼルスインフォ)に相談しながら準備しました。
アメリカは実力社会であると同時にコネ社会です。コネという表現は適切でないかもしれませんが、学校出願に際しても推薦状が必要になります。これはあとからわかってきましたが、アメリカにはほんとうに様々な人がおり、考え方、性格、スキルレベルも多様です。日本も多様とはいっても最低限の期待値が高く、だいたい皆均一で一定以上だと思います。アメリカの場合はそれなりの人が推薦してくれるかどうかでふるい分けをするのだと思います。職を得る場合もすでにその会社にいる人の推薦があると有利になるようです。
書類と作品は揃いましたが、AFIの出願〆切までに学校の求めるTOEFLのスコアに達せず、この時の出願はできず、推薦者に次の機会を目指すことを報告しました。
しかし、次はNew York Film Academyの9月からのコースを目指しましたが、7月になってもTOEFLが必要スコアに達せず、語学留学を延長しました。
語学学校を延長した様子はこちらの投稿をご覧ください。