サンフランシスコといえばケーブルカーをイメージします。観光だけでなく、日常の移動手段としても便利です。
アメリカ英語とイギリス英語では「ケーブルカー」の意味するものが違い、イギリス英語の「ケーブルカー」とは、ケーブルに箱がぶら下がっている日本でいうロープウエイを指すとのことですが、サンフランシスコのケーブルカーは道路の中に通っているケーブルで駆動するものです。
サンフランシスコのケーブルカーは道路の中に通っているケーブルで駆動し、ガラガラというかゴーっとかなり大きな音がしています。下の動画で確認できますが、音量を注意してください。
ケーブルカー博物館があるのですが、すべてのケーブルはそこの動力室のモーターで動かしているそうです。急な坂道でよく脱線しないものだと関心します。
サンフランシスコはしばしば映画の舞台として登場します。ケーブルカーも登場します。
▶︎サンフランシスコが舞台の映画(アニメ含む)・ドラマについてはこちらの投稿をご覧ください。
映画「ザ・ロック」はサンフランシスコが舞台で、カーチェイスに巻き込まれてケーブルカーがクラッシュするシーンがあります。実際の撮影ではバスが使われたようです。よく見るとタイヤが見えます。
映画の内容は、アメリカ海兵隊の元軍人が、かつて従事した作戦で見殺しにされた部下達への補償を要求し、人質をとってアルカトラズ島にたてこもり、要求が受け入れられない場合はVXガスを積んだロケットをサンフランシスコへ打ち込むとアメリカ国防総省を脅迫します。毒ガス処理を命じられたFBI捜査官で化学兵器のスペシャリストが、脱獄不可能と言われるアルカトラズ島から唯一脱獄した元イギリス秘密諜報部員に協力を仰ぐストーリーです。
規模や目的が全く異なりますが、ロサンゼルスにもケーブルカーがあります。
▶︎ロサンゼルスのケーブルカーについてはこちらの投稿をご覧ください。