ロサンゼルス バーバンク

ロサンゼルスに住んでいると便宜上言っていましたが、実際にはロサンゼルス市ではなく、ロサンゼルス市に隣接するバーバンク市に住んでいました。いずれの都市もロサンゼルス郡に属しています。

ロサンゼルス地区はサンフランシスコより温暖で、概ね晴れています。この温暖な気候のためか移民が多く、移民など裕福ではない人達のための安価なエンターテイメントが求められたことと、天気が良く撮影がしやすいことが、ここで映画産業が栄えた理由と言われています。

ロサンゼルス地区はとにかく広く、車社会です。サンフランシスコでは、普段の生活だけでなく、服や家電を買ったり映画館や美術館に行く程度のレジャーであれば徒歩で生活できてしまいますが、ロサンゼルス地区ではそうはいきません。スーパーのそばに住めば徒歩で最低限の生活はできると思いますが、映画館や美術館に行く場合はもちろん、郵便局や銀行などサンフランシスコなら徒歩で行ける場所でさえ車が必要で、車がなければバスや電車を使うことになります。又は、幸運にもロサンゼルスは晴れの日が多く平坦な地形が多いので、荷物が多くなければ、また、自転車で行ける範囲であれば、自転車も有効だと思います。

バスは本数は多くないものの主要な場所を結んでおり、路線や時間によりますがそこそこスケジュール通りに運行しています。地下鉄や路面電車もあり、私はロサンゼルス地区での最初の1年は免許を取って車を買うまで至らなかったため、それらの公共交通機関を頻繁に利用しました。

一方、車社会ではありますが時間と場所によっては渋滞がひどく、日本の通勤ラッシュ時の駅の一人一人が車に置き換わったような状態になる場合もあります。また、駐車する場所に苦労することも多いです。

又、サンフランシスコでは文化を感じますが、ロサンゼルスでは産業を感じます。

サンフランシスコは徒歩で生活できるため繁華街以外の街中にも人が比較的多く活気があり、文化的かつカジュアルでフレンドリーな雰囲気がありますが、ロサンゼルスは車社会のため観光地や繁華街以外は人がほとんど歩いておらず、また、全ては金しだいというか、商売をしている側の都合を押し付けてくる傾向があり、様々な場面でそれを感じました。

ロサンゼルスのハリウッド通り(Hollywood Boulevard)周辺は、アカデミー賞授与式が行われるチャイニーズ・シアター(Chinese Theater)や、エンターテイメント界で活躍した人物の名前が彫られた星型のプレートが埋め込まれた歩道が観光名所となっているハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム(Hollywood Walk of Fame)などがあり、映画産業の顔となっていますが、実のところ、バーバンクが実際の映画産業の中心とも言われます。

バーバンクにはワーナーブラザーズ(Warner Bros.)のスタジオ他各部門、ウォルト・ディズニー・スタジオ(The Walt Disney Studios)(ウォルト・ディズニー・カンパニーのスタジオ・エンターテイメント部門)、NBC(National Broadcasting Company)(本部はニューヨーク)、ドルビー(Dolby Laboratories, inc.)(本社はサンフランシスコ)、アビッド・テクノロジー(Avid Technology, Inc.)(本部はマサチューセッツ州バーリントン)などがあります。バーバンクは住宅地でもあり、映画関係者が多く住んでいるようです。